ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2016.07.17,Sun
『シャープ「企業敗戦」の深層』読了。【☆☆☆☆】
中田行彦著。
シャープに33年間勤めて太陽電池の研究開発に従事し、その後は液晶の研究も行った方。シャープが最も良かった時期に円満退社をして大学に入ったわけですが、そこからシャープは急転直下。
第一の敗戦と第二の敗戦があって、いまのシャープがある、というのがこの本の趣旨。
読んでいると痛々しくて痛々しくて。全く規模は違うとはいえ、同じメーカーに勤めてもらう身としてドキドキしてしまう。
第一の敗戦、第二の敗戦としての内容を読んでみると極端に悪いことをやっていた訳ではない、だが経営的に悪手がいくつか。とはいえ、良かった時代にやった采配をいくつか取り違えただけで数年でここまでいってしまう。グローバル化の中を勝ち抜くために、規模を追った瞬間、一手ミスをするとそこでエンド。どうにもならない状態になってしまう。このスピード感が恐ろしい。
これからのシャープがどのようになるか、正直あまりよくわからないけれど、痛々しいと目を反らさず私もエンジニアとして見ていかないといけないのだろうなと思いました。
シャープに33年間勤めて太陽電池の研究開発に従事し、その後は液晶の研究も行った方。シャープが最も良かった時期に円満退社をして大学に入ったわけですが、そこからシャープは急転直下。
第一の敗戦と第二の敗戦があって、いまのシャープがある、というのがこの本の趣旨。
読んでいると痛々しくて痛々しくて。全く規模は違うとはいえ、同じメーカーに勤めてもらう身としてドキドキしてしまう。
第一の敗戦、第二の敗戦としての内容を読んでみると極端に悪いことをやっていた訳ではない、だが経営的に悪手がいくつか。とはいえ、良かった時代にやった采配をいくつか取り違えただけで数年でここまでいってしまう。グローバル化の中を勝ち抜くために、規模を追った瞬間、一手ミスをするとそこでエンド。どうにもならない状態になってしまう。このスピード感が恐ろしい。
これからのシャープがどのようになるか、正直あまりよくわからないけれど、痛々しいと目を反らさず私もエンジニアとして見ていかないといけないのだろうなと思いました。
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