ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.08.31,Sat
さて、夏休み中の七輪陶芸。
本番の焼成です。
まずはあまり大きくない、そして熱に強いであろう黒楽用ぐい飲みからスタート。網焼きの上にのせて炙っていたところ、、、
パーーン!!
とそこらに響き渡るような大きな音とともに大爆発。
素焼をしていても、乾燥させても、急激な温度上昇は駄目、ということを再認識。
でも、ガッカリはしない。
エラーは解析して次へ。
エラーは解析して次へ。
欠けてしまった。。。
とりあえず一度温度上昇までやってみようとドライヤを使って、1200℃目標で温度を上げていくとヌラヌラと加古川釉薬が溶けていって表面が濡れたような状態に。
1200℃となるとかなり高温で近くにいると汗が止まらなくなる感じ。でも、この豪火を見ているのが楽しいんですよね。それに釉薬が溶ける瞬間が見れるのが七輪陶芸の醍醐味だよなぁ。
釉薬が全て溶け切った、という点で七輪から取り出して、籾藁のなかに突っ込んで蓋を閉めて炭化。
籾殻が燃えて炭化し、それが陶器に染み込んでメタリックな色調、となるということで欠けているもののコレがなかなかいいんですよね。
ちなみにココらあたりから集中しすぎて写真なし。
全くなし。
ちなみにココらあたりから集中しすぎて写真なし。
全くなし。
今回の爆ぜた原因は炭火に入れたときの温度上昇(のハズ)
ということで、第3回目トライからは炭火に入れたとき、七輪の空気窓は全閉から半開、全開としてからドライヤ送風することに。
いちおう自分用メモとしてこんな感じ。
耐火煉瓦嵩上げ網焼き加熱(10分)
↓
網焼き加熱(10分)
※網焼きのときはステンレスボールで蓋をして熱が逃げないように。
↓
炭に直接置き(空気窓 全閉(10分))
↓
空気窓 半開(5分)
↓
空気窓 全開(5分)
↓
ドライヤ全力送風 50センチ離し(3分?)
↓
30センチ離し(3分?)
↓
10センチ離し(3分?)
↓
空気窓に直接(3分?)
ドライヤーのときは夢中になっていて、あまり時計は見てないけど3分くらいじゃないかな?ということで。だいたい1個につき1時間くらいかけて焼いて、30分くらいかけて除冷している状況です。
このペースでやっていったところ、この後に作ったものでは爆発は無くなりました!!
でも!!
黒楽も備前土も器にクラックは起こるんですよねぇ。洩れ洩ればかりです。よくわからないのですが白楽だけは割れにくいのか洩れていないものもあります。やっぱり備前土は難しいのかな?黒楽はカッコイイんだけど、こちらはあと一歩という感じ。
やっぱり、なかなか難しい。
まだまだ温度上昇が早い可能性が高いのかも。
ただし、電気窯のように数時間かけて1200℃まで上げるのとは比べ物にならないくらい昇温が早いわけなので、もしかするともっと割れにくい土を使うべきなのかもしれません。
ただGWよりも格段の進歩があったような気がしています。
いろいろ工夫を考える甲斐があるってもんです。
またまた長くなったので、今回作った作品についてはまた次で。
またまた長くなったので、今回作った作品についてはまた次で。
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