ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.03.17,Sun
先週末、花粉と砂塵が舞い散る暖かな日、サギ草の芋堀りと植え替えをしました。
寒い時期のサギソウは種芋状態となり休眠状態。
そこを掘り返して植え替えや苗床の交換をするのですが、去年のこの時期はバタバタし過ぎて植え替えをせずに放置してしまいました。
そのためかなり苔が生えてしまっていたので、今年は苗床のミズゴケと鉢にあたる発泡スチロールも交換することとしました。
お手軽で水遣りを忘れがちな私のような粗忽モノのサギソウ育成では欠かせないのが浮箱式。
なにが浮箱なのかというと発泡スチロールで水に浮かせて育てる、という方法になります。サギソウは腰水で育てるのが一般的ですが、水の上に浮かぶ発泡スチロールであれば頻繁に水をやらなくても水切れの心配がなくなります。
この方法、ネット検索してやり方を真似てから、一度も失敗がありません。毎年、真夏に綺麗なサギソウのカオを見ることができています。
いまのところスタートして5年。5世代を継続して育てることができています。
やり方は非常に簡単。
準備するモノをあげていきます。
①発泡スチロール容器(ちょうど良いサイズを2種類)
この発泡スチロールは真夏に購入しておきました。
大きなサイズよりも小さなサイズのほうが使い勝手が良いです。
但し、水の補給をサボりたいようであれば大きいサイズが良いかもしれません。
これを水苔を入れるほうは底部にいくつか穴を開けておきます。
ペンの底で押せば、バコッと抜けます。今回は2ヶ所。
②鉢底ネット。
園芸店ならば、もっと安く売っていることもあります。
穴を開けた発泡スチロールの中に入れて、あとから入れる水苔が落ちないようにします。
③アルミホイル
なぜ使うかというと遮光のため。発泡スチロールは光を通します。
水を貯める側の発泡スチロールの外側に貼り付けます。そのため水にコケが生えて水から匂いが出ることがあるので、アルミホイルを貼って光を遮断しておきます。やるとやらないとでは大違い。、と思ってます。
④水苔
100均でも売っているのを見たことがありますが、私は園芸店で購入しています。なにしろサギソウを育てる苗代になるわけですので、安物には不安があるためです。
水を吸って膨らみますので、たくさんはいりません。
乾燥状態であれば保存が効きますので、私は安売りしているときに購入して何回分か確保しています。
水を吸わせたあとに鉢底ネットを入れた上に載せていきます。パンパンにせず、ちょっと余裕をもって詰めていく感じ。今回は底から3センチほどでサギソウのイモを載せたあとに、そのうえに更に水苔を載せていきました。
⑤サギソウの芋
この入手が最も面倒かもしれません。
大きさは1センチから2センチほど。細長いカタチをしています。ちなみに今回はちょっと暖かくなってから掘り返したので芽が出てしまっていました。購入したものは芽は出ておらずいませんでした。それを水苔の中に入れておきます。
もう何年も前になりますが、私が購入したのは横浜の「タネのサカタ」ショップとヤフオク。普通の園芸店では見かけたことがありません。ヤフオクで一度買いましたが、その際は特に問題ありませんでした。その後は、世代交代をさせながら追加購入をしないで継続しています。
サギソウにもいろいろ種類があるそうです。
私は何を買ったっけ?忘れてしまいました。
梅雨も終わって暑くなってきたころ、綺麗で不思議なサギソウが咲いてくれます。
とても楽しみ。
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