ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2016.01.03,Sun
年明け一発目。
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
三が日最終日。日本橋三越でやっていた『有田焼創業 400年記念 十三代目今右衛門×十四代柿右衛門展』に行ってきました。どちらも亡くなられた先代の当主でありまして、人間国宝です。
鍋島焼の展示や日本伝統工芸展では何点か作品見ているハズなんですが、まとまってみる展示会は初めて。
どちらも若い頃からの作品が展示されていて、まだ表現が固まっていない無我夢中(のよう)な作品もあったりしてこれがまた面白い。ある時期から個性が固まってそれを終生追い求めているところも非常にわかりやすい展示でした。
ビデオ上映もしていて螺旋階段を登るように10年で1段上がれれば良いというようなことを言われていましたが、400年の伝統の継承者の重さを感じ入ります。
ちなみに気に入った作品はそれぞれ1点ずつあえて挙げるとするならば。。。
今泉今右衛門は『色絵薄墨石竹文鉢』撫子かと思ったら、撫子科の石竹というお花の絵だそうです。
酒井田柿右衛門は『濁手紅葉文鉢』。いくつも良かったのですが悩んだのですが、これが素晴らしかった。
展示会にあった文章を2点。
・きれいなものではなく美しいもの味のあるものを作ることが我々が先人からおおせつかった役割である。
・混じり気のないきれいなものはいらない。不純物の混じった美しさ、人間の美意識はその辺にある。
正月早々、痺れるような非常に良いものを見ました。やっぱり有田にもう一度行きたいな。
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
三が日最終日。日本橋三越でやっていた『有田焼創業 400年記念 十三代目今右衛門×十四代柿右衛門展』に行ってきました。どちらも亡くなられた先代の当主でありまして、人間国宝です。
鍋島焼の展示や日本伝統工芸展では何点か作品見ているハズなんですが、まとまってみる展示会は初めて。
どちらも若い頃からの作品が展示されていて、まだ表現が固まっていない無我夢中(のよう)な作品もあったりしてこれがまた面白い。ある時期から個性が固まってそれを終生追い求めているところも非常にわかりやすい展示でした。
ビデオ上映もしていて螺旋階段を登るように10年で1段上がれれば良いというようなことを言われていましたが、400年の伝統の継承者の重さを感じ入ります。
ちなみに気に入った作品はそれぞれ1点ずつあえて挙げるとするならば。。。
今泉今右衛門は『色絵薄墨石竹文鉢』撫子かと思ったら、撫子科の石竹というお花の絵だそうです。
酒井田柿右衛門は『濁手紅葉文鉢』。いくつも良かったのですが悩んだのですが、これが素晴らしかった。
展示会にあった文章を2点。
・きれいなものではなく美しいもの味のあるものを作ることが我々が先人からおおせつかった役割である。
・混じり気のないきれいなものはいらない。不純物の混じった美しさ、人間の美意識はその辺にある。
正月早々、痺れるような非常に良いものを見ました。やっぱり有田にもう一度行きたいな。
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