ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2015.05.10,Sun
上野にある東京藝術大学の大学美術館に行ってきました。観た展示は『ダブルインパクト 明治ニッポンの美 ボストン美術館×東京藝術大学』。
このダブルインパクトという題名のは、ボストン美術館と東京藝術大学が共同展示のため、という意味と、明治期に日本が西洋から受けたインパクト、また西洋が日本から受けたインパクトについてのことをダブルインパクトとしているようです。
展示物は明治期の影響を受けた日本画であり西洋画。変化があったときの絵というのはやはり面白さがあるんだと思う。
ちなみにチラシにもなっているインパクトのある絵は、菅原道真が天拝山で祈祷する絵。まるで劇画です。というか劇画の祖なのかも。さらに右下にある木彫りは道真かと思ったら、そーじゃなくて神武天皇。ちょっと似てたりするからなにかつながりがあるのかと思ってしまいました。
個人的に最も良かったと思ったのは河鍋暁斎の地獄太夫。
女性も色っぽいけど、その着物の絵が凄い。横では骸骨の上で一休禅師が踊ってる。なんやらこりゃ?
河鍋暁斎は自らを画鬼と読んだ幕末から明治期に活躍した浮世絵師。今日のように単独ではいくつか見たことあるんだけど、どこかでまとまってみたいなぁ、と思っています。蕨市に河鍋暁斎記念美術館があるみたい。ちょっと考えておこう。
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