ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2014.12.14,Sun
『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』読了。【☆☆☆☆☆】
副題は「村上春樹インタビュー1997-2011」
約14年に渡って村上春樹氏が様々な人からインタビューを受けたものをまとめたもの。インタビュー嫌いで有名な村上氏もこれだけのインタビューを受けてたんだなぁと思うし、これしか受けてないんだという印象もある。
時折、注釈というカタチで村上春樹自身が書いている文章もあるけど、ほとんどはインタビューの書き起こし。実に真摯に回答しているので、インタビューでも深い。
繰り返し出てくる質問は多い(小説を書き始めたキッカケなんて皆聞いていて、何度も出てくる)けれど、村上春樹のことについて理解しやすい内容となっていると思う。たまたま出張で往復6時間程度のヒマな時間があったため、そのタイミングで読んだのですが、ずっしりしっかり読み込むことができました。
最初の最初は、本当にインタビュー嫌いなんだろうなぁ、というのが良く分かるような内容であったけど、年を取ったか丸くなったかだんだんと回答にこなれてくるというのが少し微笑ましい。
最後のインタビューは2011。震災の年となる。そこまでとは打って変わって言葉が重く感じられた。ただ英知を結集して新エネルギーをという文言が書いてあったんだけど、そのあたりについて、どんなことを考えているのかについて個人的には興味がある。
これからも村上春樹さんの小説にますます期待をしています。
約14年に渡って村上春樹氏が様々な人からインタビューを受けたものをまとめたもの。インタビュー嫌いで有名な村上氏もこれだけのインタビューを受けてたんだなぁと思うし、これしか受けてないんだという印象もある。
時折、注釈というカタチで村上春樹自身が書いている文章もあるけど、ほとんどはインタビューの書き起こし。実に真摯に回答しているので、インタビューでも深い。
繰り返し出てくる質問は多い(小説を書き始めたキッカケなんて皆聞いていて、何度も出てくる)けれど、村上春樹のことについて理解しやすい内容となっていると思う。たまたま出張で往復6時間程度のヒマな時間があったため、そのタイミングで読んだのですが、ずっしりしっかり読み込むことができました。
最初の最初は、本当にインタビュー嫌いなんだろうなぁ、というのが良く分かるような内容であったけど、年を取ったか丸くなったかだんだんと回答にこなれてくるというのが少し微笑ましい。
最後のインタビューは2011。震災の年となる。そこまでとは打って変わって言葉が重く感じられた。ただ英知を結集して新エネルギーをという文言が書いてあったんだけど、そのあたりについて、どんなことを考えているのかについて個人的には興味がある。
これからも村上春樹さんの小説にますます期待をしています。
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