『はやぶさ 遥かなる帰還』鑑賞

う～ん・・・。
これって、ヒジョーにビミョーでしょ？違う？
正直、呆気にとられてしまった。

演技を抑えるにしても、激しくするにしてもオーバーディレクション。
違和感アリまくり。

クロス運転のところで、もうストーリーを追うことを諦めてしまいました。
エンジニア同士が怒鳴りあって問題を議論するコトに違和感を感じすぎて駄目でした。

期待は全く無かったから、怒りは全くないのです。ちょっと驚いただけ。
内容は非常に暗く、少しも感情移入するところがない。震災が影響してるから？

なんで、はやぶさの映画がこんなコトになってしまうんだろうなぁ、というコトが気になってしまいました。もっと高揚感のある映画にしても良いんじゃないの？元気にしたかったんじゃないの？ネットに転がっていた素人の作った動画のほうがよっぽど良かったよ。

私はどうしてもエンジニア目線で、この映画を見てしまったけれど、劇中でもあったけど、トラブルや失敗は全然無駄ではないと思うのです。トラブルと失敗からしか進歩は生まれないのです。どうもトラブルや失敗に対応する考え方が捕らえきれていないのだと思うのです。

ＪＡＸＡの方々の諦めの悪さは、非常に明るさを感じさせます。人間と自分を信じているのです。誰かが諦めたって、私は絶対に諦めないよ～という陽性な楽観性を感じるのです。これからの時代に必要なことは、そーいう感覚なんじゃないか？と思うのです。