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Posted by watari - 2013.10.13,Sun
北の丸公園横にある東京国立近代美術館でおこなわれている竹内栖鳳展に行ってきました。
お昼頃に着いたのですが、なかなか混んでてチケット売り場では行列。
さすが終期近く。Eテレでも宣伝してるしね。

明治期の西洋からの情報が入ってきた時代。
日本画が発展していった時期に描かれた作品で、特に動物画(ライオンやゾウ、鹿、猿、鳥、そして猫)がイキイキとそしてリアルに描かれていました。動物画はやはり得意としているだけに良かったなぁ。


その動物画を見ていて、気になったことのひとつに輪郭線。
今回の一番の売り絵?の班猫(まだらの猫)は、フワフワとした猫の毛並みがとても柔らかそうに描かれています。一転、金屏風に描かれたゾウの絵は速い筆で輪郭が力強く描かれていて、硬く表皮をあらわしているようでした。ライオンの絵は、タテガミはフワフワで身体は力強い。


あともうひとつは所謂いまの漫画との共通性。
やはり漫画は、日本画から特徴が綿々と連なっているんだなぁということ。西洋画と漫画にも特徴あるのかもしれないですけど、やはり日本の漫画は日本画からの伝統があるような気がしました。


ちなみにさきほど取り上げた「班猫」より「小春」と描かれた猫のほうが可愛いね、ということで嫁さんと一致。尻尾のへんがタマに非常に似ていて、その観察力と表現力が素晴らしい。


その後、常設展もまわったのですが、近代(昭和初期から現代まで)の絵が中心(そりゃ国立近代美術館だからね)ですが、さまざまなジャンルの絵があって面白かったな。写真撮影が基本的にはOKなんですね(駄目なのは書いてある)。やはり岡本太郎氏の絵は迫力があって、息を呑みました。


ほかにも気になったのをいくつか撮影。ところで絵や彫刻ってなんのために創られる、のでしょうね。道具やアクセサリーと違って使われるためじゃないし、作家さんにとっては自己表現とかいろいろあるんでしょうけど、最終的に美術館に掛けられるためじゃない気がするのですけど、とりあえず自分でもよくわかりません。


最近美術館巡りが習慣化してきましたが、まだ行きたいのがいくつか。
この秋はまだまだ美術館巡りが続きそうです。
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