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Posted by watari - 2014.03.09,Sun
本日は我が家から一番近い美術館である五島美術館に行ってきました。

この美術館は東急創始者の五島慶太氏が作った美術館。去年、楽焼展覧会の際に行って以来となります。

展示されているのは中国の陶芸。

漢時代から清時代までの中国のコレクションが展示されているわけですが、漢といえばの三国志の時代の頃。約2000年前のこと。日本でいえば弥生時代。器にしても何にしてもデザインがいまでも完全に通用する。ああ、凄い。中国の先進性がよくわかります。

でも、時代の変遷を見ていくと多様性という面では日本のほうが際立つ気がします。

安土桃山時代の朝鮮出兵がキッカケにして、いくつもの種類の陶芸が分化、進化していったわけで、個性的な焼き物が多いわけです。その個性と多様性が日本の焼き物の魅力だと思うのです。なんでこんな多様性が生まれたのかな?と思うと、江戸時代の鎖国時代に藩に分かれて平和な時代が続いたせいなのかもしれません。

中国の焼き物はどういうわけか官制の焼き物が多いせいか、多様性という意味では日本よりは劣り、戦乱が続いては生まれた技術が途絶えてしまっているようでした。中国は国として大きいということもあるのかな。

とにかく中国は古くて大きい。
2000年以上前にあの技術って、ホントに凄い。

ちなみにコレは2400年前の陶器。デザインがイイよなぁ。

恒例のくれるならばナニコーナーでは、今回はコレ。

日本は陶磁器でいえば中国や韓国のモノマネをして、それから個性を開かせた。守破離ということ。真似がいけないわけじゃないと私も思う。

ちなみにヨーロッパは日本の陶磁器のモノマネからマイセンができた。技術というのは、高いところから低いところに必ず流れる。そーいうことなんだと思う。

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