ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2014.06.08,Sun
『出西窯 出雲の民窯
民藝の師父たちに導かれて六十五年』読了。【☆☆☆☆】
作家は出西窯の創始者の1人の多々納弘光氏。
私自身は焼き物好きではあるけれど、出西窯の名前を聞いたのはつい最近。確か嫁さんがどこかの展示会でお話を聞いたということから。なので作品を直接見たことはないと思う。どこかで見たことはあるかもしれないけれど。
出西窯は戦後の直後。出雲に村の産業を興そうということから、焼き物の素人が集まって作られたとのこと。そのなかで民藝の柳宗理や濱田庄司、バーナードリーチ、河井寛次郎などから教えを受けたり、褒められたり怒られてたりして作っていったとのこと。それにしても、何もない状態から産業を創ろうと思い立つエネルギーはスゴイなと思う。戦後の雰囲気なのかもしれない。
産業を興そうということは、いまでいうところのベンチャーだと思うけれど、ベンチャーは多産多死システム。他にもきっといろいろとあったんだろうと思う。素人から焼き物を作り始めたということもあり、思想的(当時の社会革命的というか仏教的というか)で、頭で考えてモノを作っていたようでなんだか不思議な感じ。でも、それが良かったのかもしれない。
生き残ったポイントとしてあげていたのは無自性ということ。仏教用語でいうところの空。説明するのは難しいけど、そういう思想性も重要だったのでしょう。
機会を作って出雲に行って、窯元を見てみたい。
私自身は焼き物好きではあるけれど、出西窯の名前を聞いたのはつい最近。確か嫁さんがどこかの展示会でお話を聞いたということから。なので作品を直接見たことはないと思う。どこかで見たことはあるかもしれないけれど。
出西窯は戦後の直後。出雲に村の産業を興そうということから、焼き物の素人が集まって作られたとのこと。そのなかで民藝の柳宗理や濱田庄司、バーナードリーチ、河井寛次郎などから教えを受けたり、褒められたり怒られてたりして作っていったとのこと。それにしても、何もない状態から産業を創ろうと思い立つエネルギーはスゴイなと思う。戦後の雰囲気なのかもしれない。
産業を興そうということは、いまでいうところのベンチャーだと思うけれど、ベンチャーは多産多死システム。他にもきっといろいろとあったんだろうと思う。素人から焼き物を作り始めたということもあり、思想的(当時の社会革命的というか仏教的というか)で、頭で考えてモノを作っていたようでなんだか不思議な感じ。でも、それが良かったのかもしれない。
生き残ったポイントとしてあげていたのは無自性ということ。仏教用語でいうところの空。説明するのは難しいけど、そういう思想性も重要だったのでしょう。
機会を作って出雲に行って、窯元を見てみたい。
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