ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.06.15,Sat
『地図から消えた「東京の町」』読了。【☆☆☆☆】
東京の歴史はそれほど古くはない。
徳川家康が豊臣秀吉に言われて仕方なく来た江戸を開発できた都市だから、400年ちょっと。
たった400年の間に、生まれて消えて、壊しては作る、という東京特有の進化があるように思う。
この本では、歴史を持った町の名前がいつの間にか無くなっているよ、というお話。
たとえば有名どころでは、あの吉原。
よく96になるばあちゃんから、良く出てくる町の名前では木挽町や猿若町。そーいえば、先日火災を起こした藪もばあちゃんは「連雀の藪」って言ってたなぁ。いまでは全て違った名前の町になってしまっています。
でも、電車の駅名として名を残しているものもいくつか。
御徒町に田原町、汐留、田町。
いまでも普通に使っているのかと思っていたけど、もう地図には駅名でしか残っていない。
全てを変えないことに、こだわることには意味がないと思う。
だけど、歴史は歴史として残していくことには意味があるとは思う。
生き残ることに必要なのは強さでも賢さでもなく、変化できる、ということ。
個人的には変わりやすい町、東京はこのままこだわりなど無く、変わり続けて欲しいと思う。
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