ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2014.04.06,Sun
『天冥の標Ⅵ 宿怨 Part.1~3』 読了。【☆☆☆☆☆】
天冥の標シリーズ第6巻。「宿怨」と名付けられた全3冊。
いままで穏やかに絡み合っていた物語が急速に展開しはじめる物語となります。
善対悪のような図式でありそうながらも、実はそーではなく、ストリーム同士の争いもあって何がなにやらわからなくなる物語。でも丁寧に物語られているので、そのいくつもの視点からの抗争に引き込まれていきます。
ストーリーの根底に流れる怨みという意識。現実世界でもそうですが、なんともやっかいな感情。上手く物語ることで読み手に複雑な感情を巻き起こしていると思います。
第1巻で出てきた咀嚼者とカルミアンがここにきて登場。こんな登場の仕方なんですねぇ。ありえそうで人類の未来がちょっと怖い。
もうね、いろんなことが悪い方に転がって、なんとも痛々しい話になってきました。どうやっても穏やかな落とし所が見つからない。どうやっても第1巻のエンドのようなカタチになってしまう。もちろんそこがひとつの終着点なんでしょうから。
この作家さん、たとえ目を掛けて感情移入してしまった登場人物でも容赦なく退場に追い込んで行きますので、今後も大変なことになっていきそう。
次巻、第7巻は「新世界ハーブC」。ちなみに第8巻は5月23日にPart1が発売だそう。そろそろ追いついちゃうなぁ。
いままで穏やかに絡み合っていた物語が急速に展開しはじめる物語となります。
善対悪のような図式でありそうながらも、実はそーではなく、ストリーム同士の争いもあって何がなにやらわからなくなる物語。でも丁寧に物語られているので、そのいくつもの視点からの抗争に引き込まれていきます。
ストーリーの根底に流れる怨みという意識。現実世界でもそうですが、なんともやっかいな感情。上手く物語ることで読み手に複雑な感情を巻き起こしていると思います。
第1巻で出てきた咀嚼者とカルミアンがここにきて登場。こんな登場の仕方なんですねぇ。ありえそうで人類の未来がちょっと怖い。
もうね、いろんなことが悪い方に転がって、なんとも痛々しい話になってきました。どうやっても穏やかな落とし所が見つからない。どうやっても第1巻のエンドのようなカタチになってしまう。もちろんそこがひとつの終着点なんでしょうから。
この作家さん、たとえ目を掛けて感情移入してしまった登場人物でも容赦なく退場に追い込んで行きますので、今後も大変なことになっていきそう。
次巻、第7巻は「新世界ハーブC」。ちなみに第8巻は5月23日にPart1が発売だそう。そろそろ追いついちゃうなぁ。
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