ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.11.24,Sun
『[定本]樂歴代 宗慶・尼焼・光悦・道樂・一元含む』読了。【☆☆☆☆☆】
樂美術館監修。
樂家当代の樂吉左衛門と樂篤人(当代の息子さん)が著者となっています。
いままではバラバラでしか楽焼の流れを見ていたものを、流れに沿って読むことができて理解しやすい。また樂家ではそれぞれ全く同じことはやらない、という意志が貫かれている、とうことを当代の五島美術館の講演会で聞いていたので、見ていてなるほどと思う。
ずらーっと並ぶ茶碗の中で、まず気になったのは3代目ノンコウと呼ばれる道入。そしてやっぱり光悦。
道入の赤楽茶碗の鵺なんて、もの凄くカッコイイ。僧正も、なんてモダンなデザイン。400年前とは信じられない。
赤楽・黒楽・白楽あるなかで、いままでは黒楽に惹かれていたんだけど、こーやって並べて観てみると赤楽が一番好きなのかもしれません。カタチもかっこいいんだよなぁ。個人的にこのカタチが好きなんだと思う。もちろん日本人に染み込んでいるカタチからかもしれません。
先週は井戸茶碗を観に、根津美術館に行ってきたんですが、国宝「大井戸茶碗銘喜 左衛門(きざえもん)」も観てきたんだけど、どうも私の感性にはピンと来ない。井戸茶碗自体は舶来モノだからなのかな?樂茶碗のほうはビビっとくるわけなんですが。
樂家当代の樂吉左衛門と樂篤人(当代の息子さん)が著者となっています。
いままではバラバラでしか楽焼の流れを見ていたものを、流れに沿って読むことができて理解しやすい。また樂家ではそれぞれ全く同じことはやらない、という意志が貫かれている、とうことを当代の五島美術館の講演会で聞いていたので、見ていてなるほどと思う。
ずらーっと並ぶ茶碗の中で、まず気になったのは3代目ノンコウと呼ばれる道入。そしてやっぱり光悦。
道入の赤楽茶碗の鵺なんて、もの凄くカッコイイ。僧正も、なんてモダンなデザイン。400年前とは信じられない。
赤楽・黒楽・白楽あるなかで、いままでは黒楽に惹かれていたんだけど、こーやって並べて観てみると赤楽が一番好きなのかもしれません。カタチもかっこいいんだよなぁ。個人的にこのカタチが好きなんだと思う。もちろん日本人に染み込んでいるカタチからかもしれません。
先週は井戸茶碗を観に、根津美術館に行ってきたんですが、国宝「大井戸茶碗銘喜 左衛門(きざえもん)」も観てきたんだけど、どうも私の感性にはピンと来ない。井戸茶碗自体は舶来モノだからなのかな?樂茶碗のほうはビビっとくるわけなんですが。
ちなみに最後のほうに載っている当代と次代の作品群もイイ。
特に次代は私よりもちょっと若い世代。これからの樂家の行く末が楽しみ。
他にも実際にナマで見てみたいものがたくさんありすぎる。
京都の樂美術館にも行かなきゃいけなくなりました。
簡単には行けないんだろうけど、いつか行きます。
PR
Comments
Post a Comment
プロフィール
HN:
watari
性別:
男性
趣味:
本読み・魚釣り・ハンドメイド
自己紹介:
東京出身川崎在住。
最新記事
(12/28)
(07/30)
(07/24)
(07/23)
(07/17)
最新CM
Amazon
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
アーカイブ
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"