ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.08.24,Sat
図書館で借りてきた本で勉強を重ね、いくつか道具を購入。
満を持して七輪陶芸にトライ。
いろいろな本を読んでみて、今回最も参考になったのはこの本。
「はじめての楽焼陶芸」
楽焼というのは、桃山時代に成立した焼き物の一種。
千利休の嗜好を反映した焼き物で若干低い温度(750~1100)で焼成します。
この本の中では七輪では焼成していませんが、でも急激な温度上昇に強い楽焼ならば七輪陶芸でも割れたりしないんじゃないか?という予想を元にこれをベースにやってみました。
工程順は、こんな感じ。
土づくり → 成形(手捏ね→削り)→ 乾燥 → 素焼 → 施釉 →乾燥 → 焼成
素焼と焼成を七輪でやるから七輪陶芸なんだけど、最初の土づくりから最後の焼成まで七輪陶芸でも大丈夫なように気を使ってやらないと爆ぜたり、割れたりするというわけで、かなり手探りな感じで楽しい。
ナニをヤルにしても謎が多いほど楽しいし長続きがするもの。
トライ&エラーほど楽しいものはありません。
トライ&エラーほど楽しいものはありません。
というわけで最初の土づくり。
陶土は黒楽用と白楽用の2種。
まずは混合比は「はじめての楽焼陶芸」の中に書いてある通り。
それともうひとつ。
楽焼とは全く違う備前土。
これは個人的に備前焼が好きなので。
備前土は急激な温度変化に弱いらしいということで七輪陶芸ではかなり難しい、とそこらじゅうに書かれているのに、それをあえて無視してトライ。
次は成形。
今回は前回苦労したため手ろくろを使用。
手でグルグル回しながら捏ねてみるだけで、全然作りやすい。便利な道具はやっぱり凄い。前回はかなり苦戦したけど、黒楽・白楽・備前土ともに思いのほか上手くいった。
成形後に半乾燥状態で「けずり」をして肉薄化。
これって楽焼特有の作り方らしいけど、なかなか面白いカッコになる感じ。成形だけで終わらせないから修正が効いてくれる。
ちなみに今回も御猪口が殆ど。湯呑みもいくつかトライ。
皿もやってみたり、いろいろ。
お次は乾燥。
前回と同様、成形したモノを段ボールに入れて、ドライヤーの温風を入れつつ強制乾燥2時間。なぜ2時間?といえば、前回1時間で割れたから。1時間くらいでも大丈夫な気もする。
次に素焼。
ここから七輪登場。
したわけなんですが、火を起こした時点で豪雨!!
諏訪の花火大会を大混乱に陥らせた雨で私も困ってました。ですが、軒下に七輪を移し、耐火煉瓦の上で素焼をしました。
素焼はさほど高温にならずに済むのでOKかな?ということで。
いちおう目を離さずに近くにいました。そのおかげで蚊に喰われまくりでした。
ちなみに今回は鉄鍋の中に灰を入れて、その中で素焼をしてみました。灰があったためかひとつも爆ぜることはありませんでしたが、焼きの入り方がちょっと甘め。叩くとポクポク言っています。きっと水を付けたら溶ける部分がありそう。
もうちょっと温度を上げるべきだったかも?でも、雨の中、そのうえ夜になってしまったので諦めました。次回は前回と同じように直接七輪に入れてやってみようと思ってます。
次に素焼。
ここから七輪登場。
したわけなんですが、火を起こした時点で豪雨!!
諏訪の花火大会を大混乱に陥らせた雨で私も困ってました。ですが、軒下に七輪を移し、耐火煉瓦の上で素焼をしました。
素焼はさほど高温にならずに済むのでOKかな?ということで。
いちおう目を離さずに近くにいました。そのおかげで蚊に喰われまくりでした。
ちなみに今回は鉄鍋の中に灰を入れて、その中で素焼をしてみました。灰があったためかひとつも爆ぜることはありませんでしたが、焼きの入り方がちょっと甘め。叩くとポクポク言っています。きっと水を付けたら溶ける部分がありそう。
もうちょっと温度を上げるべきだったかも?でも、雨の中、そのうえ夜になってしまったので諦めました。次回は前回と同じように直接七輪に入れてやってみようと思ってます。
その後に施釉。
施釉に関しては、黒楽は黒楽用の釉薬、白楽は楽透明釉を使用。これも「はじめての楽焼陶芸」を参考にしてみた。黒楽は加茂川黒石を単独で使用。ちょっと薄赤い釉薬なんだけど、これが黒くなる。透明釉は白っぽい粉の感じ。
備前土のものは焼締なので施釉は無し。
実は、豪雨の影響でひとつ前の工程の素焼に時間が掛かってしまい、全体のスケジュールに遅れが出て、考え無しで駆け足でやってしまいました。
ココはじっくりやるべきだったなぁ、と反省をしている次第。もうちょっと考えながらやる必要があった。
ココはじっくりやるべきだったなぁ、と反省をしている次第。もうちょっと考えながらやる必要があった。
で、次は本番の焼成。
だけど、長くなったので次回また。
だけど、長くなったので次回また。
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