ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2015.11.28,Sat
『私の小さな古本屋』読了。【☆☆☆☆】
著者は田中美穂氏。副題は『倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』。
この方の書いた苔に関する本は読んでいて、古本屋はやっているということは知っていました。
その古本屋を作った経緯が書かれています。それにしても21歳の若いうちに古本屋をスタートしたのだけど、その行動力?というか無鉄砲さに驚きます。
倉敷とはいえ不動産を借りて商売をしようということ自体にも驚くけれど、その商売が古本屋というのも凄まじい。ちょっと興味があれば、儲からないってわかるような気がするもんだけど。
この方の書いた苔に関する本は読んでいて、古本屋はやっているということは知っていました。
その古本屋を作った経緯が書かれています。それにしても21歳の若いうちに古本屋をスタートしたのだけど、その行動力?というか無鉄砲さに驚きます。
倉敷とはいえ不動産を借りて商売をしようということ自体にも驚くけれど、その商売が古本屋というのも凄まじい。ちょっと興味があれば、儲からないってわかるような気がするもんだけど。
ちなみにもうすでに20年間ほどお店をやっているそうで(よくもってもんだ)、いまではマニアックなCDや、店の中でライブや展覧会をやってみたり、オリジナルのトートバッグや羊歯のぬいぐるみ、苔観察キットを売っている変な古本屋として、倉敷に遊びに行く人たちも見に行く人もいるみたい。著作の本の影響もあるみたいですね。
特別面白いネタが書かれているわけではないですが、でも、のんびりとしたちょっと変な人となりがわかる文章で読んでいて心地が良い。
私も本好き、活字好きですので、学生自体から古本屋はやってみたいと思いながらも、でもそれって生活が出来ないよねぇ、と思い込んでいました。でも、贅沢しないで生きていこうと思ったら、やってやれないことはないのかも。面白そうな人生でございます。
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