忘れていたわけではないけれど、最近バタバタしすぎていて情報源であるツイッターもオチオチ見ていられない。困ったもんです。
今日は、相模原周辺では「はやぶさの日」としてイベントもけっこうやってたみたい。う~ん。せっかくの土曜日なのに行く気力が湧かなかったのよねぇ。
もう5年か~。でも、はやぶさ2も打ちあがったし、楽しみもこれから。はやぶさの日で定着してくれると休日のない6月に休みが増える、かも?
10時スタートに対して、10時半頃着いたのですが、けっこうな混雑。お子さん連れが多い感じ。ちなみに第一会場と第二会場があって、最初に第一会場のほう。大きな会場となるほうです。
見るべきポイント(会場)には番号が振ってあって、そこを順番に見ていくわけなんですが、相模原と比べると航空スタンスだけあって、エンジンと風洞が多いこと。あっちもこっちも風洞かよ?と最初は思っていたんですが、それでも意外と面白い。あまり飛行機ってものに興味が無いのですが、ここまでシッカリ見せ付けられると面白そうだと思ってくるのが不思議な感じ。
第一会場はお昼過ぎには観終えて、第二会場へ無料シャトルバスで。
第二会場のほうは小さいながらも密度が濃い。
飛行機やヘリの実物があったのもそうだけど、ヘリのフライトシュミレータは凄かった。子どもは面白がって最前線で見てたけど、私も含めて大人たちは画面見ているとフラフラして気持ちが悪くなってくるぐらいの臨場感。
小さいお子さんは画面見ていて転んでしまうくらい三半規管を試される感じでしたね。あれできっと訓練するんだろうけど、あれならしっかりとした勉強が出来そうな感じ。
他にもコンコルドのソニックブーム体験も面白い。飛行機が早くならない訳はこの影響とまでは知っていたけど、こんな音(ド・ドーン)ならコンコルドも廃止されるはずだ。
けっきょく15時半くらいまで観て終了としてましたが、今回初めての調布でしたが、なかなか面白かった。まだ筑波のほうは行ったことないですので、来年あたり行ってみたいなぁ、と思っています。
この間さまざまな紆余曲折がありながらも、はやぶさ2も完成。去年末には打ち上げに成功し、現時点ではイオンエンジン含めて順調に推移しているようです。
今回のロケットまつりは秋葉原にあるアーツ千代田。新宿ロフトワンよりはずっと健全な雰囲気で、どうやら元々は中学校の教員室だったのかな?ちょっとガラスが大きくて開放的、すぎるかも。
今回ゲットした席はかなり前のほう。川口先生の顔は見える位置でしたが、今回は席の高さに差がなくて後ろの方は全く見えなかったみたい。120人くらいは入れたかな?男女比は8:2くらい?またしても若い人はあまりいない感じ。
さて毎回脱線だらけのロケットまつり。今回はどんな着陸を見せるのか?そうそう川口先生以外の出演は松浦氏、あさり氏、と前回も仕切りだった今村氏。
ちなみに過去のロケットまつりはこんな感じ。そーいえば、今回はチケットには「星に触れた男」とある。題名がちょっとだけ変わってた。そーいや、前回は60回で今回が61回だから1年ちょっとやってなかった、ということなのかな?
2013年10月19日
2012年1月15日
2010年12月5日
さて、いつものように個人メモを書いておこう。個人記憶用なため長め。
場所は相模原市立博物館の地下1階。去年は高井氏と矢野氏の2人でしたがその講演も聞いているので、非常に楽しみにしていました。
いまこの瞬間から「アストロバイオロジー」が進化しかけているのではないか?と感じるような楽しい瞬間でした。
最近ホントに記憶を外部機関に残すことって、大事だと思うことが多くなりました。
新たなイオンエンジン(はやぶさ2)では試験も実施してあるし、不具合が起こる可能性は非常に低くなっているとのこと。イオンエンジンの調整は4個ともほぼ同じになっているとのこと。またはやぶさ2では、イトカワよりもちょっと近くなったので、イオンエンジンの稼働時間は半分ほどとのこと。以前お会いしたときより若干痩せられていたけど、非常にイキイキされていました。来年の打ち上げが非常に楽しみです。
ちなみに嫁さんとは相談しませんでしたが、同じイナちゃん。
なぜ縦穴?あまり魅力を感じなかったんだけど。
17時で博物館が終了ということで、終館間際です。
閉館の案内があったのにも関わらず、みなさんお話を熱心に聞いていました。私も電子顕微鏡を実際に触れたことがあるんで、細かなことを話を聞いたんですけど、とても詳しく答えていただきました。
はやぶさのお土産は世界各地に既に配られているようで、来年、再来年くらいには各地から研究結果が報告されるのではないか?とのこと。
納税者として、しっかり還元させていただきましたよ。
昨日、コスモプラネタリウム渋谷で「Eternal Return -いのちを継ぐもの-」を観てきました。
監督は上坂浩光さん。『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-』の監督さんです。この方も三鷹で「はやぶさと映像」講演会や帰還1周年講演会でお会いしているせいか、親近感を勝手に持たせていただきています。ちなみにプラネタリウムは探査機はやぶさ帰還の翌週に、相模原博物館で『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-』を観て以来でした。
せっかく綺麗に咲いた桜が、雨と風で散ってしまいました。
自然なこととはいえ、ちょっと寂しい。
でも、来年も咲くのを楽しみにしています。
2年前の6月13日。
「はやぶさ」は地球に帰ってきました。
工学実験衛星として、技術を獲得するために必死で帰ってきたのにも関わらず、本番の探査の予算が足りない。タイムリミットが近いのです。
流行り廃りが世の中の常とはいうけれど、個人的に非常に口惜しい思いをしていました。
確かに震災でお金は足りない。
宇宙開発は世の中に役立たないという人もいる。
でも、宇宙開発は将来の投資として必要と思うのです。
技術の蓄積は一朝一夕にはならないのです。
せっかく世界の先端を走りながら、足を引っ張られ、世の中に出れなかった技術はたくさんあります。足を引っ張るのは得意な人が多い世の中です。出る杭は抜かれる。出すぎた杭は抜かれる。そんなことが許されて良いのか。
そんな中でJAXAは正式に寄付を募りました。
人気投票になってしまうから寄付はどうなのか?と川口プロマネは言っていました。確かに開発は人気投票ではありません。日のあたらない開発ほど重要な基盤となります。ですが、私としてははやぶさの映画を観たり、はやぶさ本を読んだりするのも良いかもしれないけれど、でも、ホントに期待していたのはこれからの継続的な宇宙開発。ドキドキと楽しい将来の夢を描きたい。だから、JAXAが寄付を募ったのは嬉しかったのです。
寄付は非常に簡単です。
こちらの頁からインターネットによる寄付ができます。
http://www.jaxa.jp/about/donations/index_j.html
『はやぶさ2』をはじめ、以下のことに個別に寄付を出来ます。
『有人宇宙船/有人打上げロケット』
『「きぼう」日本実験棟の利用』
『宇宙科学研究』
『環境に優しく安全な旅客機』
『未来技術研究』
『地球環境を守るための衛星利用』
『イプシロンロケット』
『宇宙教育』
また『その他、現在募集中の事業すべてに寄附』することも可能です。
はやぶさから受けた事柄は、いまの私にとって小さくないと感じています。
感動もしました。でも、それ以上のことを私に植え付けました。
日常生活も変ったような気がしています。
ちょっとでもお礼がしたくて、ツイッターで気がついたときにはすぐに寄付をしていました。もちろんはやぶさ2も見てみたいけど、他のことにも寄付がしたいなぁということで、私は『はやぶさ2』と『その他の事業全てに寄付』とふたつに寄付をしました。いくらかは内緒。私にしては背伸びした金額です。
これから寄付が広がること。
そして開発が継続されることを期待しています。
う~ん・・・。
これって、ヒジョーにビミョーでしょ?違う?
正直、呆気にとられてしまった。
前回は2010年12月5日。1年ちょっと前。
川口先生の本音が聞けて、非常に楽しかったので、今回も行ってきました。場所は前回と一緒で新宿歌舞伎町ロフトプラスワン。
進行役もこれまた前回と同じで松浦晋也氏、浅利義遠氏、笹本祐一氏。
チケットはローチケ発売で、前回よりも客入りを抑えた模様。ちゃんと机もあったし、トイレの移動も出来てたし。でも、やっぱり超満員。参加者の見た目は男9割、女性1割。年齢はあまり若い人は少なく30~40代が多かったかな?
ちなみに今回は取れたチケットの整理番号は1桁代。
整理番号順で入場するため、かなり良い席で見ることができました。
前回は川口先生の若かりし頃の話があったりして、肝心の「はやぶさ」はロケットを打ち上がったところで終了。
ということで、川口先生が入場して着陸。いや、着席した途端、太陽電池パネルが開いたところから、前置き無しで発進。でも、それが良い。
今回は前半分はニコ生があるからか、アルコール無しでスタート。前回は最後のほうは口が回らなくなるくらい飲んでたんだけど、自主規制したのかな。
あと前回も思ったけど、進行役の松浦さんが素晴らしかった。まずは凄まじい記憶力。カンペ無しでどーして日付まで出てくるのか。プロだとしても凄い。また進行役としても時折脱線しつつも本質も捉え、川口先生の話が引き出せたのではないかと思います。
以降、今回の講演の個人的なメモ書きまとめ。
元「はやぶさ」プロジェクトマネージャの川口教授の檄文。
はやぶさに勇気をもらった方々には是非とも読んでいただきたい。
ウィークデーの更新はしない主義ですが、今回は別。
はやぶさ2の予算が大幅縮減されるという報道が出ていて、ここ数日悔しい気持ちでいっぱいでした。
川口教授の文章の最後には、このようにありました。
『はやぶさ後継機(はやぶさ-2)を進めることに政府・与党の理解を期待したい。
この文章をお読みになった方々から、草の根的であっても、それぞれの方法であってでも、政府・与党にメッセージを出していただければと思うものです。』
草の根の1人としてブログにアップさせていただきます。
またロケット祭りの松浦さんの緊急会見もあります。合いの手を入れる人がちょっと引っかかりますが、裏事情やなぜこんなことが起こってきているのかがわかります。2時間ちょっとありますので時間がありましたら。ご参考まで。
映画『はやぶさ/HAYABUSA』観てきました。
企画が発表された段階では、全く期待していなかったのです。
たいがい内容が改変され、そのうえ映画独特の面白オカシクされてしまうことが多いためです。
ですが、宇宙作家クラブの辛口の笹本氏が試写会で観たあとの感想をツイッターで曰く「みんな、大丈夫だ」とのコメント見て、観てみることにしました。
140分との長時間でしたが、長さは感じませんでした。ストーリーの流れは当然のようにわかっていますが、ショートストーリーを絡めてうまく表現されていたと思います。
JAXAの全面協力で作られているため、相模原の施設も出てきていまして、先日の一般公開で見た場所が出てきてにやけてしまいました。やっぱり1度行っておいて良かったです。
JAXA相模原キャンパス特別公開の第2日目、見学してきました。
去年は行かなかったので、今回が初めて。
知ったのが直前(いつものようにツイッターで知りました)だったのと、天気が悪い予報だったので直前まで迷いましたが、滅多にない機会なので行ってきました。
駐車場がどの程度の規模なのかわからなかったため、会場10時よりも1時間ほど前に到着しましたが、かなり大きな駐車場でした。(結果的には昼頃に満車になった模様)
開場1時間前の時点で正門前には行列。
あれれ?と並んでみたところ、そこは川口教授の講演会の予約列とのこと。これまで3度聞いているので、どーしようかと思ってましたが、せっかくなので1時間ほど並んで定員200名の講演会の席をゲット。
その後、川口教授の講演会を聞いたあと、研究棟を周りに回って夕方まで。超盛りだくさんで一日いても全部見切れない。興味のあるところでいくつか質問したら、かなり熱心に答えてもらえました。「ひとつ聞くと3つ答えてくれる」というのは嘘ではありません。
遊びで来たハズなのに、自分の仕事のことまで伺ったりして。非常に勉強になりました。やっぱり国立の研究所はスパコン使えて良いな~。
さて、印象に残った細かなことをいくつか。
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