振ったこともないフライロッドを作ってみよう!!ということで、グリップをどーしようかと考えていたのです。
フライロッドの場合、調べてみるとグリップにもいろいろ名前がついていたりしてよくわからないのです。ややこしい。ですが、先日お会いしたこうたろ氏に「握りやすければとりあえずOK」というアドバイスをもらったのでルアーロッドにもよく使う先端にいくほど細くなるグリップに決定しました。
で、次は材質ですがフライロッドの場合はコルクが一般的・・・というより発売されているフライロッドは殆どコルクグリップだったりします。ルアーロッドでは私は殆どEVAを使うんですが、コルクの場合、エサ釣りした時の匂いが取れにくいのであまり好きではないのです。今回のフライロッドもタイミングによってはエサ釣りに使うこともあると思うのでコルクは選びません。それにコルクって高いんですよねぇ。それが一番の理由だったりします。
で、どーしようかと悩んでいたのですが、通勤電車の中で思いつきまして、糸巻きグリップにすることにしました。糸巻きグリップは、以前作った雑魚竿でトライしたことがあり握り具合も良かったので、いつかまた作ろうと思っていたのです。
作り方は新聞紙を台形に切り、何枚か重ねて(今回は7枚重ねました)木工用ボンドでのり付け。その新聞紙をグリップに巻き巻きしてグリップの状態にします。
新聞紙を巻き終わった状態がこんななんですけど、前回作っている時も思ったのですが「ホントにこんなので良いのだろうか?」という感じです。
その後、ボンドが乾燥したあと糸巻き。
前回は太糸だったのですが、今回は手持ちの在庫具合から極細にしたのですが、テーパーの付いているところの巻き上がり、巻き下がりに苦戦して2度失敗して3回目でなんとか完成させました。巻き量が多くて手首が疲れました。
ですが、太糸よりも見た目が微妙です。太糸の方はインパクトというかパンチが効いていたのですが、極細だと見た目がEVAのようで綺麗すぎる感じ。もしかして太糸を手に入れて、また巻き直すかもしれません。自分専用ロッドなので楽しみながら悩みます。
この後はウレタンコーティングすればグリップは完成なんですけど、極細糸のままいくか太糸に巻きなおすか、ちょっと悩みます。それにウレタンコーティングは居候猫がいる部屋ではできないので天気の好い日に駐車場かどこかでやろうかと思ってます。・・・というか、いつできるかなぁ。のんびりやります。
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