ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2006.01.15,Sun
世界のネコの世界(千石正一:海竜社)読了
TVでおなじみの千石氏による世界のネコ、ネコ科動物に関するお話とエッセイ。
この手の本は、あまり見かけないないので、興味深く読んだ。
世界のネコの本というと、写真家の岩合光昭さんや新美敬子さんなど、写真集として出版されているものが馴染み深いけど、そういったものとは少し違った視点で書かれているのもおもしろいと思った。
学者さんらしいというのかな、ネコという生き物を色々な角度から見ているし、ネコを取り巻く環境というものについても考えさせられた。
日本にいると、ネコはペットというイメージしかないけど、他の国では、飼われていない野生化したネコ(日本で言えば野良猫か)は野生動物を全滅させる動物ということで駆除されてしまうところもあるのだとか。
単なるネコエッセイでなく、その地域の動物たちの隆盛や衰退の歴史の裏にあるものなど、考えさせられることも多かった。
個人的には「ライオン」はスワヒリ語で「シンバ」と言い、それが中国に渡り「獅子」になり「シーズ」と発音され、琉球に伝わり「シーサー」となる、そんな話も興味深かったです。
ただ元書店員としては、この本の装丁がちょっと残念な気がします。
ハードカバーで値段も1900円とやや高め。見た目、ネコに関心がなければ、
ちょっと手に取りにくい感じがします。
内容はネコに限らずてんこ盛りな感じがするので、版形をもう少し小さくするとか、ソフトカバーにするとか、表紙をもう少し明るい色調にするとか、してもよかったんじゃないかなあ、なんて生意気なことを考えたりして(^^;)
この手の本は、あまり見かけないないので、興味深く読んだ。
世界のネコの本というと、写真家の岩合光昭さんや新美敬子さんなど、写真集として出版されているものが馴染み深いけど、そういったものとは少し違った視点で書かれているのもおもしろいと思った。
学者さんらしいというのかな、ネコという生き物を色々な角度から見ているし、ネコを取り巻く環境というものについても考えさせられた。
日本にいると、ネコはペットというイメージしかないけど、他の国では、飼われていない野生化したネコ(日本で言えば野良猫か)は野生動物を全滅させる動物ということで駆除されてしまうところもあるのだとか。
単なるネコエッセイでなく、その地域の動物たちの隆盛や衰退の歴史の裏にあるものなど、考えさせられることも多かった。
個人的には「ライオン」はスワヒリ語で「シンバ」と言い、それが中国に渡り「獅子」になり「シーズ」と発音され、琉球に伝わり「シーサー」となる、そんな話も興味深かったです。
ただ元書店員としては、この本の装丁がちょっと残念な気がします。
ハードカバーで値段も1900円とやや高め。見た目、ネコに関心がなければ、
ちょっと手に取りにくい感じがします。
内容はネコに限らずてんこ盛りな感じがするので、版形をもう少し小さくするとか、ソフトカバーにするとか、表紙をもう少し明るい色調にするとか、してもよかったんじゃないかなあ、なんて生意気なことを考えたりして(^^;)
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