ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2005.12.10,Sat
『大魚の一撃』読了。【☆☆☆☆】
ゐっぺゐ君、推薦の1冊。
アメリカバストーナメントでの不正行為で連続殺人事件が発生し、それを私立探偵が‥という由緒正しき探偵モノ系ハードボイルド小説である。
釣り好きではない人には、細かな内容はマニアックすぎてイマイチピンとこないかもしれないが、釣り好きならば面白い。ただバス釣り大好き(もしくはバス釣りしかやらない)の方には耳が痛いかも‥。この作家はあまりバス釣りやバスプロ達に愛情はないようで、なかなかアメリカのバス業界に対しての辛辣な表現、風刺的な言葉が並び、私にとってはなかなか面白いものがあった。また最後の方での環境破壊や拝金主義への痛快な一撃、そしてラストシーンは印象的で良い締めだったと思う。
翻訳本の出版は1990年。アメリカでの出版は1987年。80年代というのはアメリカでのバス釣りブームの初期段階だったのかな?やはりアメリカは大雑把な上でスケールがデカイけど、バス釣りでもその傾向はあるみたい。さすがバス釣りの本場だと思った。日本じゃバストーナメントの結果を争って殺人事件はどー考えても起こりそうもない。賞金安そうだしね。
アメリカバストーナメントでの不正行為で連続殺人事件が発生し、それを私立探偵が‥という由緒正しき探偵モノ系ハードボイルド小説である。
釣り好きではない人には、細かな内容はマニアックすぎてイマイチピンとこないかもしれないが、釣り好きならば面白い。ただバス釣り大好き(もしくはバス釣りしかやらない)の方には耳が痛いかも‥。この作家はあまりバス釣りやバスプロ達に愛情はないようで、なかなかアメリカのバス業界に対しての辛辣な表現、風刺的な言葉が並び、私にとってはなかなか面白いものがあった。また最後の方での環境破壊や拝金主義への痛快な一撃、そしてラストシーンは印象的で良い締めだったと思う。
翻訳本の出版は1990年。アメリカでの出版は1987年。80年代というのはアメリカでのバス釣りブームの初期段階だったのかな?やはりアメリカは大雑把な上でスケールがデカイけど、バス釣りでもその傾向はあるみたい。さすがバス釣りの本場だと思った。日本じゃバストーナメントの結果を争って殺人事件はどー考えても起こりそうもない。賞金安そうだしね。
PR
Comments
Post a Comment
プロフィール
HN:
watari
性別:
男性
趣味:
本読み・魚釣り・ハンドメイド
自己紹介:
東京出身川崎在住。
最新記事
(12/28)
(07/30)
(07/24)
(07/23)
(07/17)
最新CM
Amazon
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
アーカイブ
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"