ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2007.11.10,Sat
ソルトフライではなく海フライ。このへんにこの本の思想を感じます。
内水面のフライフィッシングは、ルアー釣りにはあまり見られない舶来礼賛主義的なところが多分にあって、そこが敷居が高くなる要因ではないか?と私は感じています。まだ日本的に噛み砕いていない異物感があるような。
その部分を『海フライ』とすることが好感が持てます。どーせだったらフライという言葉もやめてしまえば良いのに。フライってハエとかムシのことですものね。となると毛鉤釣りかな?
内容的には各地で個人で楽しんでいる方が寄稿している『フライの雑誌』という雑誌がまとめた本でして、文章的には読みにくいものがあるものの臨場感があってなかなか良かったです。マニュアル的でなく感覚的な話で書かれていますが、釣りは時期によっても年によっても釣り方が変わるもの。読み応えがありました。
ただ各地の釣り自慢・釣り天狗たちが集まって執筆しているということで鼻に付く文章もちらほら。このへんは仕方ないかな。この本にはソルトフライはルアーと比べてたま~に良いけど、基本的にはルアーのほうが釣れるというようなことが書かれていました。ただ「目玉親父」などのコラムは読んでいて、なるほどとうなづくようなものもありました。
たくさん釣りたいから魚釣りをしているわけではないのですけど、ルアーより釣れないと書かれてしまうとちょっと微妙。
タイイングは釣りをより面白くする方法だと思うんだけどなぁ。
そーいえば、『海フライの本2』も出たということなので、これも読んでみようと思っています。
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