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Posted by watari - 2007.08.05,Sun
『空白の天気図』読了。【☆☆☆☆】

たまたま手に取った1冊。
裏表紙にあるあらすじも読まずに天気予報の話かと気軽に読み始めたのですが、かなり重たいノンフィクション。

広島の原爆直後に襲った大型台風(枕崎台風)の話でした。
原爆の直後(9月17日)にこのような台風が広島を直撃してかなりの被害が出たとは全く知りませんでした。広島気象台の無名の人々の姿が描写されています。

明日は広島への原爆投下から62年目。
歴史は必ず繰り返すと言いますが、けっして繰り返してはならないこともあると思います。この現実を「知る」ということはとても大事だと思いました。

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Comments
無題
watari様 はじめまして。ぺいと申します。

「空白の天気図」を読んでいただきありがとうございます。
私は本の中で、繰り返し登場する人物の孫です。
この本は小さい時から家にあったので、時々読んでました。
ノンフィクションだというのに、祖父に「この本はどこまで本当なの?」と聞いた事があります。「98%は本当だ。」と答えてくれたのをよく覚えています。
祖父が亡くなって6,7年たちます。普段は何も思わないですが、8月6日は複雑な気持ちになりますね。
私の子供にもぜひ読ませたい1冊です。

舞台となった気象台は、現在「江波山気象館」として、同じ場所にあります。8月6日の当番日誌など、貴重な資料の展示もしてありますので、機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか?
Posted by ぺい - 2007.08.08,Wed 12:34:30 / Edit
無題
ぺい様。はじめまして。
watariと申します。
コメントありがとうございます。

繰返し登場されたということは広島気象台の方でしょうか?
あの状況のなか職務を遂行されたということは、時代や業種が違うとはいえ感銘をうけました。また原爆直後の爆心地付近の描写は、現在に生きる私たちにとって想像を絶する世界ではありますが、実際に現実におこなったことなんですよね。それを後代に伝えていくということは大事なことだと私も思います。たまたま読了が8/6の直前だったということもあって、私もいろいろと考えました。同世代を含め若い方々にも読んでもらいた本ですね。

8/6の当番日記は文中にもありましたが本物が残っているということは貴重なことですね。広島には高校の卒業旅行で一度行ったきり(原爆資料館には行きました)でそれ以来行っていませんが、機会があれば「江波山気象館」に行ってみようかと思います。ありがとうございました。
Posted by watari - URL 2007.08.08,Wed 23:12:54 / Edit
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