『ＵＭＡハンター馬子 』

『ＵＭＡハンター馬子 』読了。【☆☆】

「この文庫がスゴイ」で総合ランキングベスト１０に入っていたので図書館で予約してみたのですが、手にとって表紙を見た瞬間、借りたの失敗したかも。。。とも思いましたがとりあえず読んでみました。

伝統芸能“おんびき祭文”の語り部の蘇我家馬子という大阪のオバはん（おばさんではない）とその弟子イルカが各地の不老不死伝説を巡る・・・というようなお話。基本的に伝奇小説やらオカルトやらは荒俣宏以外あまり興味がないのでぱすぱす読みきった。

う～ん。。。２巻があるんだけど読むか迷います。１巻のラストは２巻続くって話なんですけどねぇ。これが好きという方もいるということだけ日本の小説文化は多様性に満ちているということが発見できただけでも良しとしますかね。

ちなみに『ＵＭＡ』とは『Ｕｎｉｄｅｎｔｉｆｉｅｌｄ　Ｍｙｓｔｅｒｉｏｕｓ　Ａｎｉｍａｌ』の頭文字を取ったもので日本人が作った造語だそうです。未確認生物だそうです。いわゆるネッシーとかクッシーとかツチノコとかいうのですね。さらにちなみに『ＵＦＯ』とは『Ｕｎｉｄｅｎｔｉｆｉｅｌｄ　Ｆｌｙｉｎｇ　Ｏｂｊｅｃｔ』で未確認飛行物体だそうです。文中でもマメ知識みたいな文章があったけど、その部分はなんとか読めました。