ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2007.12.13,Thu
オウムウオッチャーと呼ばれた江川紹子氏が書かれた本。
テレビではいまでも良く見ますが文章を読んだことはなかったです。
ジャーナリストらしい簡潔な文章で読みやすいです。
内容的にはオウム事件を裁判を通じて読み解いていく・・・という、ノンフィクション。もうすでに10年以上前の事件となってしまいますが、裁判記録を読んでいくと事件の異常性を改めて感じさせました。
また読んでいて衝撃的だったのは坂本堤弁護士が家族ともども拉致され殺されたのは33歳だったということ。いまの私とほぼ同世代です。拉致された自宅は今住んでいるところとも遠くないところなのです。夜中家族3人で寝ていたところをオウム幹部に襲われたわけですが、自分に置き換えて考えてみると想像を絶する事件であることがよくわかります。
ただオウムの信者たちの異常性も感じながらも、裁判記録を読むかぎりあまりにも普通であることに驚きももちました。一歩間違えば誰でもこの事件に関わっている可能性があるとも思えました。これからも記憶にとどめておかなくてはいけない事件だと強く感じました。
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