ガイドラッピング

今週末こそは釣りに行こうと心に強く思っていたのですが、天候が悪くてけっきょく行けず。。。家にいると、どうもウィークデーの疲れが出てきてしまてゴロゴロしてしまいます。先週は毎日帰ってくるのが遅かったもので。

それじゃいけねぇ、休みがもったいねぇということでロッドビルドの続きやりました。

今回は強度を求められるジギングロッドなので、基本的にはダブルラップが必要となります。ダブルラップのやり方がよくわからなかったので、ネットで調べてみたところ、下記のことがわかりました。

１.ガイドの足でブランクを傷めないように下巻き
２.下巻きをコーティング
３.ガイド巻き
４.ガイド部をコーティング

という手順にておこなうとのことでした。
普通のシーバスロッドやメバルなどのライトロッドでは通常１と２は行わないので手順は２倍になります。

またトリプルラップという方法もあるということで調べてみたのですが、うまく検索できず、そのやり方に確証がもてませんでした。そこで今回のジギングロッドで何度もアドバイスをいただいている魚花さんに相談させていただいたところ、魚花さん独自のノウハウも含めたトリプルラップの方法を教えていただけました。

１～４まではダブルラップと同じ工程で
５.ガイド巻き
６.ガイド部をコーティング
と２度のガイド巻きとコーティングをおこなうということでした。

魚花さんからいただいたアドバイスで、一番下のガイドとそのひとつ上のガイドはトリプルラップがオススメとのことなので、トリプルラップにすることにしました。
また今回は沖縄用のジギングロッドということで、全てのガイドをトリプルラップとすることにしようと思ってます。

もちろん重量が上がるということはあるでしょうが、繊細なロッドと違ってジギングロッドなので、重量はあまり気にすることも必要なさそうですし、作業者の工数がロッドの単価に乗る・・・なんていうことなど考えなくてよい趣味のロッドビルドなので、この際トリプルラップでやってみようと思ってます。

魚花さんには、トリプルラップのやり方とノウハウをわかりやすい絵までメールで送って教えていただき、感謝します。ありがとうございました。今年も林檎、送らせていただきます（笑）実は初めての作業ということで、かなり不安だったのです。これで迷わずにラッピング作業を行えます。

さて、今日はガイドラッピングの最初の最初の段階ということで先端部分のトップガイドの下巻きと接着をおこないました。さすがトップガイドもゴツイ。

中間部の下巻きはトップガイドの接着が完全に終了してから行う予定なので、来週末以降になります。なかなか進みませんねぇ。



ついでにグリップの上にスレッドを巻きました。

注文主の御希望どおりにメタリックスレッドでライムグリーン８割に対して、パープル２割の初号機カラー。黒いカーボンブランクに意外と映えます。

なぜかタマがカメラ目線です。