小継竹竿 自作 その３

竹竿の穂先は、和竿でも竹素材ではなく鯨のヒゲやグラスを使うことが多いようです。確かに今回の私の作っている竹竿の穂先もかなり細いうえに節の段がかなり弱そう。。。

この弱そうな穂先だからこそ面白さもあるかもしれませんが、指でちょっとチカラをこめたらきっとスグに折れそう。というか他の竹竿作っている最中に折ったことあるのです。きっと大きなフナを掛けただけでもポキリと仕掛けごと持っていかれそうです。いちおうリリアンをつけて穂先として作ってみましたが、この部分に関しては他の素材での穂先の変更の必要がありそうです。

で、手持ちのグラスとソリッドカーボンの根元を削って継げるように加工してみました。ですがソリッドカーボンは強すぎて全然ダメ。

グラスのほうはまあまあ、なのですがベンディングカーブを見てみると、このグラス穂先（左側）は柔らかすぎて２本目の継ぎ部に負荷が強すぎるような感じ。竹穂先（右側）の方がやっぱり自然なんですよね。う～ん。。。

手持ちのグラス穂先は先端０．７ｍｍで細すぎるのかもしれません。今度、釣具屋さんでこの竹穂先と似たような調子をグラス穂先を探してみることとします。

ですので、とりあえず今回は竹とグラスで両方を使用することとしました。
２本交換可能な穂先となります。きっと使うのは竹のほうかな～とは思いますが実釣しながら試してみたいと思っています。

さあ、これでとりあえずの完成です。

ヤフオクで憧れたタナゴ竿とは出来栄えが違いますが、個人的にはとりあえず満足。あとは魚を釣って入魂、ということになりますがいつごろ行けるかな？