2週間前、会社の同僚にシルバーウィークってナニ?って聞きましたが、その同僚も知りませんでした。
先週末にはTVニュースで連休がどーのこーのとか言っていたのですが、公務員とか一部の人たちだけ休むんだろ?と思っていたら、あんなにも電車がガラガラに空いてるってことは殆どの人が休んでいたんですねぇ。。。
私(うちの会社)がマイノリティでした。
客先も普通にやってるのでぜんぜん気付きませんでしたよ。
というわけで、コーティングが終わった小継竹竿。
次の工程に移ります。
なぜ端部をコーティングをしたかというと、竹の内側をドリルで削ってソリッドカーボンを印籠継きとするためです。ドリルで削っている間に竹が割れてしまうことを防ぐためにスレッドで巻いてコーティングして保護をしているのです。
いままでの数少ない経験上、写真のように手でドリル加工するとソリッドカーボンのシャフト径と同じドリルを使ってもちょっと小さめに仕上がり、リューターを使用するとちょっと大きめに仕上がる傾向があります。きっと手持ちリューターはかなり高回転なので芯ブレを含めて加工してしまうためだと思います。
ただちょっとブカブカになってもシャフト側(カーボンソリッド)にロウを塗り込んだりすればしっくりくると思います。どーしても抜けてしまうようであれば、竹側に瞬間接着剤を流し込んでしっかり乾かしてから(コレ重要)、もういちど一段階細いドリルで加工を入れればシックリくると思います。想像するよりけっこう簡単。カーボンロッドの印籠継はかなり難しい(印籠側の微調整)と思いますが、竹は柔らく加工しやすいのでお手軽だと思います。
今回使ったソリッドカーボンは根元側から4.5mm-4.5mm-3.5mm-2.5mmという感じ。そのから上側の2箇所はソリッドカーボン穂先(2.2mm~0.7mmテーパ)の径の合う場所を切って良さそうな径の部分を使用して使っています。
繋いでみたところ若干印籠継ぎの部分での曲がりもありますが、負荷を掛けた場合の曲がりは自然で良さそう。
ここまでくれば、ほとんど完成です。竿の継ぎの下部分を使わなければ更に短竿としても使えそうです。先端側の4本継ぎにすればおよそ3尺竿になったりします。
ただ、穂先部分がかなり細くてちょっと気になる。。。カンタンに折れそうです。ちょっと何か工夫が必要となりそうですが、長くなったので次の機会にアップします。
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