かなり暖かくなって寒がりの私は非常にうれしい季節となりました。
今回はカメラは持たないで自転車に乗って散歩しました。
目的地は電車で行くには不便な中古釣具屋さん2件と通常釣具屋さん1件。この3軒を回ると20km弱でけっこう良い運動になるんです。まあ、運動したい為というより久しぶりに釣具屋巡りがしたかっただけなんですが。
2年ぶりくらいに中古ではないルアーを購入してみたり、安売りしていたフックなんかを買ったりしていたのですが、最後に行った2軒目の中古釣具屋さんでこんなものを見つけてしまいました。
へらぶな用の竹竿を6本。一番右側が12尺で、それ以外は9尺。
値段は1本210円。。。目を疑いました。
確かにプロではない方の作った竿なのですが、いちおう竹竿ですよ。この値段はかわいそうな。。。
趣味で作った竿に値段なんてつかないと言われれば当然なのかもしれませんが、ロッドビルダーとして店の片隅のジャンクロッドコーナーに置いてあるのが不憫で衝動的に買ってきてしまいました。全部あわせても1260円でした。。。
自宅にかえって1本ずつ見てみたところ、丁寧に作ってあり竿に割れやクラックはありませんので実釣には問題なさそう。同じ方の作品かどうかわかりませんが、握りもいろいろと凝っており、作り手は創意工夫に溢れた方だったのだと思います。なぜこの竿が中古釣具屋さんにあったのか、いろいろと想像してしまいました。
ちなみに一番右側の竿のグリップは遠目には銘木ですが、拡大すると新聞。新聞を巻いてカシューを塗ったものと思われます。写真をクリックしてもらうと、なんとなく文字が読み取れるかと思います。いいですねぇ、こーいうの。私は好きです。
ちなみに新聞の読めるところからの情報から、どうやら田中康夫が長野県知事になったときの新聞らしいので2000年以降に作られた竿のようです。これまた、いろいろ想像してしまいます。
竿自体に問題があればレストアして、他の釣りに転用してみようかと思っていましたが、特に問題なさそうということで、やはりへらぶな釣りをやってみなければいけないかも。近くに釣れないという噂の釣り堀あるんですよね。行ってみようかな。
以前投げ竿を組んだ時にはやり方が分からず、
テニスのグリップテープを巻いたのですが、
和竿の本を見ていたらやり方が載っていたので、
今度挑戦してみたいと思っています。
それにしても、改めて思いますが、手作りっていいですね(笑)
新聞の握りは、その上に糸巻きしたものをやったことがありますが、趣きがあってよいです。ですが、若干コルクやEVAと比べると重量感があります。それもまたバランスには良いこともあるかもしれません。私ももう一度トライしてみたいと思ってます。
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