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Posted by - 2017.06.24,Sat
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Posted by watari - 2014.08.23,Sat
今年の夏休みも長野に帰省しました。
帰省したときに毎年恒例のことのひとつである素人陶芸。今年の夏もいろいろとやってみましたよ。
結果的には非常に楽しく満足度の高かった。なかなか楽しい大人の火遊びでございます。


まず去年までと異なる点がいくつか。
①:変更点

①-1:窯変更
去年までは七輪を窯として陶芸をやっていましたが、今回はレンガを使った簡易楽焼窯としました。参考文献:「はじめての楽焼陶芸」

→耐火耐熱レンガひとつ300円で30丁で約1万円。
七輪よりもコスト高めだけど、七輪は消耗品。いまのところ焼成10回ほどで熱により劣化してきているため、熱安定性が高く耐久性がある耐火耐熱レンガとすることで、引き続き楽しめると考えたため。また七輪は温度上昇の管理は非常に難しく年に2回の経験では手に負えない。

ちなみに窯の作り方はこんな感じで非常に簡単。一段目から順番に。



①-2:粘土変更

七輪陶芸でも粘土をいろいろ試行していましたが、今回は素直に楽焼粘土を使用してみました。楽焼粘土は急熱急冷に強く、低温でもしっかり焼き上がる粘土です。また粘土ばっかり増えていってしまいます。

①-3:釉薬を一部変更

去年使ってみた楽焼用の透明釉薬が非常に使い勝手が良かったので、それをベースにしていろいろと変更。今回は「はじめての楽焼陶芸」に載っていた釉薬の組み合わせを使ってみた。

窯と粘土と釉薬変えているので、ほぼ全面変更ですけどやることは七輪陶芸でやっていた楽焼陶芸はあまり変えてません。

2:成形

まずは成形。手回し轆轤を去年購入したことでだいぶ器っぽいカタチを作ることができるようになりましたが、やはり全く練習をしていないので、難しいです。焼成は実家ではないとできませんけど、成形は自宅でも出来るので、それはやらないといつまで経っても良い器はできない気がするので、これからは自宅でもやってみようと思っています。

3:乾燥(ドライヤによる強制乾燥)

成形した粘土の乾燥は、七輪陶芸のときにやっていたドライヤーによる強制乾燥。約2時間をドライヤを付けたり消したり繰り返しながら、乾燥させます。ホントなら1週間ほど時間を掛けて乾燥させるのが良いのでしょうけど、なにしろ時間はないのです。乾燥のとき収縮によるヒビや割れが発生しないように乾燥させるのですが、それでもいくつかは割れ発生で脱落。皿のような形状はなかなか難しいようです。ゆっくり乾燥させれば問題ないのでしょうけど。

3:素焼き

ここで新規投入の耐火耐熱レンガによる焼成をしてみました。
ちなみに本には耐火レンガでは駄目で耐火耐熱レンガが必要とのこと。また燃料となる炭は、「ハイカロ炭」が良いとのことで今回は素直にそれを使ってみました。火を付けるのはちょっと時間がかかりましたが、マニュアル通りのレンガを組んで置くと、ドライヤーで強制風を入れなくても800℃以上の温度まで上がってくれて、素焼は完璧の仕上がり。素焼きでの割れは発生はありませんでした。楽焼用の粘土に変えたことの効果が出ているかと思います。

4.施釉

釉薬は楽焼用の透明釉をベースに「はじめての楽焼陶芸」を参考に以下の釉薬を使ってみました。

・楽焼透明釉
市販の無鉛楽焼透明釉を使用。
→ベースの粘土の色が活かせて、意外と素敵。

・楽銅錫釉
透明釉(100)に対し、酸化銅(2)、酸化錫(5)
メタリックな不思議な出来栄え。

・楽緑釉
透明釉(100)に対し、酸化銅(7)
織部のような緑を期待。

・楽飴釉
透明釉(100)に対し、ベンガラ(7)
参考文書では有鉛楽透明釉に対して、ベンガラ(7)だけど無鉛に追加してみた。ちなみに出来あがりは真っ赤。飴釉とするならばベンガラは半分くらいで良いかな。

あとは楽焼用の市販釉薬(瑠璃釉と志野釉)を使ってみました。

釉薬を塗るのは刷毛塗り。釉薬を水に撹拌し、素焼の終わった器にぼってりと釉薬を塗っていきました。塗り方はけっこう適当。ある程度厚みをもって塗ったほうが良いような感じに仕上がりました。でも、厚みを均一にできるドブ付けで釉薬を付ける方法も次回以降はやってみたいなぁ。

5.本焼き

釉薬を塗って乾燥させた後、本焼き。

ハイカロ炭の火起こしをして、時間にして約1時間半。火力が800℃以上になって投入。だんだんと釉薬が溶けだして、ぶくぶくと泡が出てきてしっとりと濡れ感が出たところで取り出し。(約15~30分)熱せられた状態のまま取り出して、籾殻の中に入れて炭化。炭化することで金属釉薬と反応したり、貫入した割れ目に炭化物が入ったり、素焼き部に炭化物が付いて味が出ることを期待しています。

釉薬によっては溶けにくいものもあり、去年良かった黒釉も使ってみましたが七輪陶芸では溶けたものの簡易楽焼窯では全く溶けず。またハイカロ炭も常時800℃以上を維持できるものではなく、なんどか炭を投入してやらないと温度があがらないということもあって簡単には釉薬が溶けてくれませんでした。炭量によって温度維持時間や最高温度がコントロールできそうな気がするけど、容量は限られるため何度か炭を投入することは必要でした。

で、炭化後に冷えた状態で作品を手に取るのですが、ここが最高に嬉しく楽しい。まだまだ熱いときに取りだすと、ピキピキと音が鳴って冷えていきます。音の正体は釉薬が冷えて貫入が入っていく音。今回は、いままでの作品群よりも見れる状態のモノが多くて良かったです。

作品群については、次のブログの際に御紹介。

さて、実質3日に渡ってトライした素人工芸ですが、今回の反省点をいくつか。

・成形は練習必要。というわけで自宅でも粘土を弄ることにしました。
・もう少し薄めに作れるようにすることで、乾燥割れを防ぐ。
・釉薬はもう少し量を作って、ぼってり塗ることにする。
・炭量はもったいぶらずしっかり使って窯の温度を上げて、しっかり焼けるようにする。
・楽焼窯の性能は良好。大きさも七輪よりも大きいので次回は茶碗サイズを焼いてみる。
・もっと耐火耐熱レンガを使って、炭量を増やしたい気もするがとりあえず次回はこのままいく。

次のトライはきっと正月休み。
それまで座学と粘土成形練習をしていこうと思っています。

今回参考としたのは「はじめての楽焼陶芸」。
非常にわかりやすくお手軽にトライできました。火の取り扱いさえ上手くやれドシロウトでも器が作れると思います。



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