先日のビルダーズミーティングで非常に面白い現象がありました。
『トップでバコバコ出たのに全てフックアップしなかった』のです。
その瞬間は興奮していましたが、冷静になってみれば非常に面白い。
6時半~7時までの30分間。
数えていませんが、10発以上。全てフックアップすらせずに抜けてしまいました。
即合わせや遅合わせ、ずーっと待っての糸が引き込まれてからの合わせなども試しましたが全部駄目。
なかなかアレだけバイトがあるってことも珍しいですが、全て乗らないのも珍しいのでは?
ちなみにルアーはコレ。
丸いウッドボディにEVAを円柱状に削ったものを取り付け、フックはウーリーマイクロエッグ付き。
ボディは水面下に潜り、浮力はインジケータとして付けているEVAで保っています。
かなり反則ルアーですが、マスがエッグ状のものに反応が良いという話を聞いて作りました。いちおうFF川越のレギュレーション違反ではなさそうです。
この現象を考察するうえで2つの事象にわけて検討しました。
それぞれの原因となりうる可能性を考えてみました。
現象
『出た』のに『乗らなかった』
『出たこと』
A:マスたちがいままで見たことがなかった
B:ボディは沈没、エッグは水面下2センチでマスの警戒心がトップほどではなかった
C:フックのマイクロエッグが良かった
D:エッグのカラー(緑色)が良かった
E:ボディが小さくて丸くて黒かったから
F:ボディの金ラメが良かった
G:フックが小さかったが良かった
②『乗らなかったこと』
H:フックがちいさかった
I:ラインがスプリットリングに取り付けられ、合わせるとフッキングとは異なるベクトルにチカラがかかる
J:フックにエッグを付けたのが良くなかった(刺さりが悪い)
K:フックがスプリットリングに取り付けられ自由度が高すぎてよくなかった(出てもフックが避けるように口に入らない)
L:エッグではなく、ボディを喰いにきているからフックアップしない
順位が上ほど可能性が高いと推定しています。
見落としもいろいろあると思いますが、とりあえずこんなところかと。
『出た』ことの原因は残し、『乗らなかった』ことの原因を解消したルアーを作りたいと思ってますが、検証不能なこともありますし(①A)、相反すること(①Gと②Hは同じこと)もありますので難しいところもあります。例えば①Gと②Hなんてのは全く同じことですので、どこまでフックを大きくしても見破られず乗せられるか?というところがポイントなのでしょう。
ま、お金や時間を掛けられるわけでもないのでアタマの中でいろいろ考えて、次回秋までにサンプルをいくつか作って最初の30分間で結果を出せたらいいなぁと思っております。
目標は『全バイト全フッキング』
とりあえずの目標は高く持っていきます。
半年後の30分のため、いろいろ考えてみます。
私もフッキング率が低いのでフック位置や大きさを替えたりしましたが・・・
もともとギルを釣る為に作った虫系ルアーがトラウトにもこんなに反応がよいとは・・・(爆)
これからの季節はギル釣りで使いながら改良していこうとおもいます(笑)
シーバスのバチ抜け以外では、トップの釣りは
あまりしたことがなかったので非常に新鮮でした。
そーいえば明日から嫁の実家に帰省しますが、
そのときに野池でギル君相手に使ってみます。
きっとあのサイズならばちょーど良さそうです(笑)
>かっしーさん
しょせん釣り人のタワゴトって奴です(笑)
魚相手に勝負しても釣り人はいつも負けです。
いろいろ考えてみます。時間はたっぷりありますしね(笑)
連休中仕事が暇ですので。。。
私の経験ですと、エッグをついばむのは一瞬。
私がフライで良くやっていたのはリーダーの沈み込みや、小さなリリアン糸を目印につけて釣ってましたし、一番釣れるのは見釣りでした。
引いてくるときのバイトなら乗りそうな気がしますけど。これを考えるのがたのしいんですよね。
改良版を楽しみにしております。
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