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Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by watari - 2013.11.30,Sat
先週末は長野に帰省していました。

朝が寒いんですよ。
6時半頃はマイナス8℃でした。
 

でも、昼間は意外と暖かい。
寒暖の差が果物を美味しくするんですね。
紅葉も綺麗でした。


 ひととおりのことを済ませたあと、結婚前に一度行ったことがある戦没画学生慰霊美術館の無言館に行ってきました。場所は長野県の上田市。

一度目は嫁さん(当時は彼女)に引っ張られる格好で、正直も絵にもあまり興味はなかったんですが、いまではすっかり感化されてしまったため、最近の目でもう一度見てみたかったのです。

展示されているのは、いわゆる名画とは違う画学生の作品です。プロの画家はいませんし、名を成した人は1人もいません。なぜなら戦争によって、若くして命を断たれているから。

でも、それなのに作品に圧倒的なチカラがあるのです。

自分の奥さん、妹、祖母の絵を描いて、亡くなってしまった方もいます。
身近な風景を描いている方もいます。とてもシンプルな絵が多いです。

その絵に心が揺れるのです。
名画だけが絵ではない、ということがよくわかります。
本物の持つチカラも感じます。

戦争が終わってから既に70年弱。
人間は記憶を忘れやすい生き物で、だからこそ、生きていけます。

残すべき記憶のためには、何かモノが必要です。
1人の人生は100年弱。1人の記憶だけでは、100年残せませんが、チカラのあるモノであれば、記憶が途絶えずに伝わっていきます。

この絵たちがもつ力は、たとえ時間が経ったとしても色褪せないと感じました。
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