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Posted by watari - 2015.04.18,Sat
六本木に美術館行ってきました。

六本木は生涯で10回も行ってないんじゃないかな。美術館以外では行った記憶がない、かも。まあ、それ以外に来るコトないもんな。

①「若冲と蕪村」@サントリー美術館

副題は「生誕300年 同い年の天才絵師」。

  どうやら蕪村が京都に住んでいた頃は非常に近くに住んでいたらしい。でも、いままで確認された手紙などにはお互いの言及がないとのこと。

円山応挙などは両方とも付き合いがあったみたいだから、知らなかった訳ないんだと思うんだけど、それぞれが変わりモノみたいだったからあまりお近づきにならなかったのかな。

絵はやっぱり若冲さんのほうが特徴的で見た目が映えて、個人的には魅了されてしまうけれど、蕪村も古典的な日本画ながらもユーモアがあって、今回初めて見たけど良いなぁ。

特に蕪村は俳諧や俳画としても第一人者ということで多芸な人だったわけで、それに裏打ちされた世界観で若冲に劣らない絵描きだったということを改めて認識しました。

ただ蕪村の国宝は私が観たときはなく、GW時期に入るみたい。観たかったけど、すさまじく混雑しそうで今回は遠慮するかも。

個人的には若冲の「象と鯨図屏風」の白像さんは良かったなぁ。この絵は日本画としては特殊なのかもしれないけれど、個人的には何か日本や日本人を象徴しているような気がしてしまいました。

図録は重いし高い(3000円)けど、悩んだ末に購入。意外と期間中ではないと出展されていないものあって観れてないものも多く、買って良かった。それに蕪村の俳句も読めて一挙両得。

②「ルーヴル美術館展」@新国立美術館

副題は「日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」。

今回の目玉はフェルメールの「天文学者」

私が行ったときはさほど混雑なく見れまして、ゆっくり眺めました。最初の印象はやけに小さいなぁということ。あとは光がスポットライトのように照らされていて、他の方が描いている作品とちょっと違うなぁとも感じました。

他の作品は見たことないけれど、なるほど人気作家ということはよくわかりました。

副題の日常を描くということで、ヨーロッパの日常を描いた絵が多くあるんだけど、印象派以前の作品で宗教(キリスト教)をベースに描かれているせいか、どうも説教くさい。

説教や啓蒙が悪いわけじゃないんだけど、「若冲と蕪村」のユーモアと大らかさ、余白も含めたデザインを観たあとだけに、それをよく感じたなぁ。

少なくとも今の時点では、個人的には日本画のほうが面白いなというのが今回の総括でした。もちろん、これからも好き嫌いなくいろいろな美術館には行こうと思ってます。
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