『亡国の徒に問う』

『亡国の徒に問う』　読了。【☆☆☆☆】

高校のときに読んだ「Ｎｏと言える日本」以来。奥付けを見てみると10年前の本だった。この方は１０年前のこの本の内容と今でも同じことを言っていて政治家としては主義が一貫していて良い悪いは別にして評価できます。

マスコミ（新聞テレビ）の流す言動は過激なものばかりで正直良くわからないことが多いが、文章としてまとまった形で読めばなるほどと思わせるところもあります。さすが作家です。容認できないところがありすぎるけど、わかりやすい。都知事をやるレベルなら応援できます。ただし、国政には評論のみにして近寄らないで欲しいものです。賢い人のようなので自分でもどのレベルが適当なのかわかっているのかもしれない。

幻冬舎から出した「老いてこそ人生」はちょっと興味がある。