『宇宙に取り憑かれた男たち』

『宇宙に取り憑かれた男たち』読了。【☆☆☆☆】

「はやぶさ」に心動かされて以来、図書館で宇宙関連の本を探してしまいますが、私と同じような人はたくさんいるようで予約でいっぱい。そのうちの１冊がやっとまわってきました。

あの小惑星イトカワの名前を冠するもとになった糸川英夫のペンシルロケットのコトや、江戸時代なのに独学で天体の研究をした麻田剛立のコト、ライト兄弟に先立ち飛行機にて飛ぼうとした二宮忠八のコト、ほかにも古今東西、さまざまに宇宙に取り憑かれた人物が書かれています。

個人的には麻田剛立は凄いと思った。生活している中で地球が太陽を回っているってワカルということ、その観察力は凄まじいと感じました。読了後にしばらく生活しながらどーやったら地球が太陽を回っているのかを実感できるのか考えていたけど、やっぱりわからなかった。凡人ですね。

文章自体も読みやすく、いわゆる宇宙に興味を持ち始めた私にとってはちょーど良い本だったような気がします。

ちなみに最近発売されたばかりの山根一真氏の「小惑星探査機　はやぶさの大冒険 」を嫁さんが図書館で本日借りてきました。毎日チェックして一番で予約したとのこと。さすが！！
嫁さんが読み終えたら、ゆっくりしっかり読みますよ。