ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2013.11.02,Sat
『宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた: 実録なつのロケット団』読了。【☆☆☆☆】
ロケットまつりでおなじみのあさりよしとお氏、というか本職はもちろん漫画家さん。プライベート?でロケットを自作?されているということで、その過程について紹介されています。
今回の「なつのロケット団」というのは、知恵のある奴は知恵をだす、金がある奴は金をだす、ヒマがある奴は、、、という感じの有志一同。こーいう活動ってとっても面白いけれど、うまく仕切れないと成立しない。だけど、大きな熱意とともに、いろいろな道の海千山千が集まっているということがうまく機能しているんだろうと思う。
ちなみに私はロケットを作りたいとは思ったことも考えたこともなかった。
もし作りたいと思っても、出来るわけがないと諦めていただろう。だけど、ある程度の専門知識のある方(今回の場合、野田氏)が設計をすれば、やってやれないことはないもんなんだなぁ、というのが率直な感想。見込みのあるモノさえ設計できて、お金があれば、あとは泥臭くテストを繰り返せばなんとかなるもんだ。
特に面白いと思ったのは2液の混合状態を作るバルブの話。
特に面白いと思ったのは2液の混合状態を作るバルブの話。
書いてあることを読めば、なるほどー、と思ってしまうけど、こーいうところってやってみたら目から鱗なところで、全くわからない状態から作り上げるのはどれだけ試行錯誤を繰り返すのか想像もつかない。
WW2の時代、海の物とも山の物ともわからない状態からロケットのベースを作り上げたドイツ、そしてそれを完成まで持っていったアメリカ、ソ連の技術者って凄いよね、と思ってしまう。
また、あさり氏の状況説明もさすが。
専門的な情報はさすがに少ないものの、何が起こっているのか、ということはもちろん、その状況説明が分かりやすい。特に表に出てこないような話(爆発したときに部品を探すとか)って、知りたいんだけど記録に残らないものをあえて残しているのが読んでいて楽しい。
技術的な部分についてももっと説明して欲しい、と思うところもあったけど、まあそれは仕方がない。別の本で勉強することにしよう。なつのロケット団の、これからの更なる成功談とちょっとした失敗談を期待したいと思います。
WW2の時代、海の物とも山の物ともわからない状態からロケットのベースを作り上げたドイツ、そしてそれを完成まで持っていったアメリカ、ソ連の技術者って凄いよね、と思ってしまう。
また、あさり氏の状況説明もさすが。
専門的な情報はさすがに少ないものの、何が起こっているのか、ということはもちろん、その状況説明が分かりやすい。特に表に出てこないような話(爆発したときに部品を探すとか)って、知りたいんだけど記録に残らないものをあえて残しているのが読んでいて楽しい。
技術的な部分についてももっと説明して欲しい、と思うところもあったけど、まあそれは仕方がない。別の本で勉強することにしよう。なつのロケット団の、これからの更なる成功談とちょっとした失敗談を期待したいと思います。
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