ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2006.07.01,Sat
『新撰組血風録』読了。【☆☆☆☆☆】
幕末モノの超有名作品。さすが司馬遼太郎。読みやすいうえに面白い。
超有名な作品なんだけど、いままで読む機会がなかったのが不思議。けど、こーいうタイミングで読めるのもなにかの縁でしょう。
それにしても読んでみると新撰組系の映画とか演劇の原作や題材の多くがこの本から出てきているのがよくわかります。映画で言えば大島渚の「御法度」。演劇だと「キャラメルボックス」や「TEAM NACS」の新撰組のお芝居なんかセリフまで同じだったりして。それぞれ短編なのだけど題材にしやすいということもあるのでしょう。
それにしても新撰組というのは、作品名に含まれる「血風」という言葉が示すとおり、ホントにただの人殺し集団です。敵対する人間に対してはもちろん、身内に対しても気に入らないことがあると些細なことがあっても(実はなくても)切腹、粛清、斬首。現代のイメージだとオ○ムに近いような気がします。だけど日本人は忠義の名の下に散っていた負けた側の人間が好きなんですよね。
超有名な作品なんだけど、いままで読む機会がなかったのが不思議。けど、こーいうタイミングで読めるのもなにかの縁でしょう。
それにしても読んでみると新撰組系の映画とか演劇の原作や題材の多くがこの本から出てきているのがよくわかります。映画で言えば大島渚の「御法度」。演劇だと「キャラメルボックス」や「TEAM NACS」の新撰組のお芝居なんかセリフまで同じだったりして。それぞれ短編なのだけど題材にしやすいということもあるのでしょう。
それにしても新撰組というのは、作品名に含まれる「血風」という言葉が示すとおり、ホントにただの人殺し集団です。敵対する人間に対してはもちろん、身内に対しても気に入らないことがあると些細なことがあっても(実はなくても)切腹、粛清、斬首。現代のイメージだとオ○ムに近いような気がします。だけど日本人は忠義の名の下に散っていた負けた側の人間が好きなんですよね。
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