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Posted by watari - 2013.07.20,Sat
『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』読了。【☆☆☆☆】

これもツイッターで紹介があったので読んでみた。
最近の情報源がツイッターに変わりつつある。いろいろなことがその都度、変わることは大事なことだと思ってる。
 
ツイッターで知って、ブログに本の感想を書く。
でも、ツイッターには感想は書かない。
なぜか?
 
実は特に理由はない。
よくわからんけど、いままでそーやってきた。
特に考えもなく、そーいう風にしてきただけだ。
 
宗教の話は、親兄弟や嫁以外することはない。
そーいうもんだ、と言われてきた。
いまでもそー思ってる。
なので、知っているようで宗教のことはほとんどわからない。
というわけで説明上手で名高い池上彰氏の本を読んでみようと思い立ったわけだ。
 
この本のなかでは仏教、キリスト教、イスラム教、神道について池上氏が専門家の方に率直な質問をぶつけている。質問はシンプルながらも鋭くてわかりやすい。さすがだ。また専門家もわかりやすく、そして日本人向けの説明で好感がもてる。なるほどだ。
 
仏教や神道については、基礎知識があるようで分かっていないことが実は多い。
キリスト教、イスラム教については、身近に接していない分、なおさらわからない。
 
この本の中で、アメリカという国はキリスト原理主義的な国(全てではないけど)であること、そして中国だって実は宗教弾圧をしながら、共産党原理主義な国であるということがよくわかった。

日本はなんてニュートラルなんだろうと改めて思う。でも、実は日本にだって日本人には当たり前すぎて感じ取れないような見えない何かを信奉しているのかもしれないけれど。
 
私は特定の宗教は持っていない。
いわゆる無宗教。
 
でも、旅行に行けば神社仏閣を参拝する。
九州にバイクツーリングしたときは、福岡で大宰府、長崎で教会、宮崎で高千穂神社をまわった。なんでもアリだ。
 
宗教にイイカゲン、良く言うと寛容である日本人の宗教観は、この本の中では神道の特徴でもあると書いてある。
 
神道は八百万の神々を持ち、なにか考え方を統一するという考え方がない、と書いてあってなるほどと思った。いわゆる八百万の神々というのは「尋常ならざる優れたる徳のありて可畏き(かしこき)物」は全て神で、オオカミもキツネも神様だし、人間での神に成れる。これって今の日本の文化とも共通点がある気がする。一神教の考え方は、突き詰めると戦争を生んでしまうものね。
 
とにかく相手を知らなければ、世界のことはなにもわからないということで第一歩としては良かった気がする。他の本も読んでみようかと思う。
 
明日は選挙の日。
池上さんはまた選挙特番をやるらしい。
まだ一度も観たことはないけれど、評判が良いようなので、ちょろっとくらいは観てみようかな。この質問の鋭さを政治家相手にもガンガンやってもらうことを期待したい。
といっても、最近はケレンミ強すぎて民法を観れなくなってきたので、静々と、そして淡々とやってくれるNHK見ちゃうんだろうけど。
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