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Posted by watari - 2014.09.13,Sat
『沸騰!図書館』読了。【☆☆☆☆】

著者は佐賀県武雄市長である樋渡啓祐氏。
副題は「100万人が訪れた驚きのハコモノ」。

元々、官僚あがりの市長が「なにもない市」であった武雄市にあった図書館をTSUTAYAを運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)と組んで、改善していってお客さんがたくさん来たよ、というお話。

ツイッターでも武雄市図書館の話題はちょろちょろと見かけたのですけど、あまり真剣に見ていなかったので、ほとんど内容は把握してなかったのですが、致命的?な勘違いをしていました。

武雄という場所を全く知らなかったので台湾かどこかにある街かと思いこんでいたのですが、佐賀県にあるんですね。ホントにすいません。

基本的には図書館は役所運営に近いので、なにか改革しようにも「前例がない」ということで協力してもらえない、ということで民間のCCCに運営委託していこうということになったのだけど、凄く苦労したということが細かく書かれていますが、この市長の個性であるのかもしれないけれど「要らぬヒトコト」が多い、ということ。

勉強はできる賢い人なのだろうし、優秀なんだろうけど、例え話が致命的に下手。下手にも関わらず、きっと自分では上手いと思っていて、得意げに大きな声で人に言うから角が立つ。

大人になったら言わないようなことも言いたくなるちょっと子どもっぽい感じなのかな?そーいうちょっと得意げに語るいい年したおっさん、いますよね。まあ、市長としての結果を出しているのでこの方の場合は良い方向に転がっているので良いかと思いますが、あまりお近づきになりたくない感じだなぁ。。。

ただ図書館の写真を見るかぎり非常に雰囲気も良いし、スタバもあったりしてコーヒーを飲みながら本が読める。いいねぇ。ブックカフェも最近増えてきているし、この方向性は本好きとしては正解だと思います。まあ、反対する人は何をしても反対することに生き甲斐を感じる方でしょうから、まあ、それはそれ。

私自身、図書館を託児所がわりに育ったので、図書館には人一倍の思い入れがあります。どんな場所の図書館でも、私にとっては落ち着ける場所。私の居場所だと思いこんでいます。武雄市に行くことがあるか?と言われればわかりませんけれど、日本の図書館が少しずつでもいろいろな方向に変わっていくのであれば、それはそれで楽しみであります。

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