『流血の魔術 最強の演技』

『流血の魔術　最強の演技』読了。【☆☆☆☆】

新日本プロレスの元レフリーでありマッチメイクも担当していたミスター高橋がプロレスがショーであると激白したベストセラー。嫁さんも本屋さんに勤めていたころ、とても売れたと言ってました。私は図書館で手に取るまで知らなかったけれど。

どのようにプロレスの言うところの試合が行われているか、流血するというのはどーいうことなのかということが細部にわたって書かれています。なかなか面白い。最近はプロレス観なくなってしまったけど、観ても良いかなと思ってしまいました。アントニオ猪木はさすが稀代の名プロレスラーだという印象も強くなりましたね。

そうそう、「プロレスは八百長でしょ？」と嫁さんが私に言ったことがありましたが、お芝居やドラマ、映画に「この人、泣いているのって演技でしょ？」と言っていることと殆ど同義ということを説明しました。プロレスラーは命をかけてプロレスをやっていることには間違いないのですからね。

ちなみにアマゾンのこの本の説明にあるレビューはすごいです。
こんなに賛否両論が書いてある本ってあまりないんじゃないかな？新日本プロレスに思いいれのある方は裏切られたという印象が強いようです。
興味のある方はレビュー欄だけでも御一読を。