ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2006.10.31,Tue
『海辺のカフカ』読了。【☆☆☆☆】
久しぶりに観念的な小説を読みました。
表面上、面白くないハズの観念小説を読める小説にしたのが、さすが村上春樹というところか。まあ、意味合いとかメッセージ性というのが強くないところも村上春樹的なんだけれど。
本文のストーリーはあんまり覚えてないけれど、脇役の1人である猫と話すことができる(できた?)「ナカタさん」が良かったです。最近読んだ小説のなかでも一番記憶に残るキャラクターです。「ナカタさん」の跡を継いだ?「ホシノくん」も最初はたいしたことなかったけど、ラストにいくにつれてなかなか良くなってきました。主人公のカフカ君はチト微妙だったけれど。今度はホシノくんの物語を読んでみたいです。
そーいえばカフカ賞を取った村上氏が生涯初の会見をおこなったとか。
ガラじゃないだろうけど、一番好きな作家のカフカの名を冠する賞を受賞したということでさすがに逃げ切れなかったのかな?候補になっていたノーベル文学賞なんか取った日にはエライことなってたでしょうね。バカ騒ぎをするマスコミが目に浮かぶようです。とりあえず本好きの1人としては取らなくてホッとしました。
表面上、面白くないハズの観念小説を読める小説にしたのが、さすが村上春樹というところか。まあ、意味合いとかメッセージ性というのが強くないところも村上春樹的なんだけれど。
本文のストーリーはあんまり覚えてないけれど、脇役の1人である猫と話すことができる(できた?)「ナカタさん」が良かったです。最近読んだ小説のなかでも一番記憶に残るキャラクターです。「ナカタさん」の跡を継いだ?「ホシノくん」も最初はたいしたことなかったけど、ラストにいくにつれてなかなか良くなってきました。主人公のカフカ君はチト微妙だったけれど。今度はホシノくんの物語を読んでみたいです。
そーいえばカフカ賞を取った村上氏が生涯初の会見をおこなったとか。
ガラじゃないだろうけど、一番好きな作家のカフカの名を冠する賞を受賞したということでさすがに逃げ切れなかったのかな?候補になっていたノーベル文学賞なんか取った日にはエライことなってたでしょうね。バカ騒ぎをするマスコミが目に浮かぶようです。とりあえず本好きの1人としては取らなくてホッとしました。
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