『白洲次郎の生き方』

『白洲次郎の生き方』読了。【☆☆】

 

 敗戦後の新憲法制定でＧＨＱから提示された草案を翻訳する作業をおこなったり、また吉田茂氏についてサンフランシスコ講和会議に随員として参加したりした方。個人的には白州正子の旦那という印象が強い方です。


まあ、白州次郎はともかく、文章がイマイチ。

ウィキペデイアの方が詳しくてわかりやすく書かれているんじゃないかと思うような文章で、あまり面白いものではなかったです。偉人？も下手な文章にかかると凡人のような印象。

なんだか高校からスポーツカー乗り回していた金持ちボンボンで英語の得意な我侭な人の話に読めて仕方なかったです。作者が変に文中でベタ褒めしたりすると、私のようなへそ曲がりはそんなふうに受け取ってしまうのですよね。