ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2014.06.22,Sun
『短歌の友人』読了。【☆☆☆☆】
穂村弘氏。
『短歌ください』を読んで良かったので次に読んでみた本。
伊藤整文学賞受賞作。短歌のいわゆる評論集であるのに、なぜ文学賞?と思ったけれど読み始めた。
古今東西の短歌をピックアップしながら、それに穂村氏の評論が加わるのであるが、個人的には「短歌ください」のドシロウトにもよくわかるような噛み砕きは少なくなり、短歌の専門家としての評論が中心となる。
もちろん素人にもわかる部分はあるけれど、たまにアレレッ?というようなこともある。歴史背景がよくわからないで読むわけなので、それも仕方のないことはあるかもしれない。
ちなみに評論中に出てくる最近の作品の棒立ち感が従来の短歌と異なるということであったけれど、私にとってはその方々の短歌の方が共感できるし、面白いと思うことが多かった。
これは絵でも小説でも音楽でも、どんな作品でもあるのだろうけれど、ジェネレーションギャップということなのかもしれない。穂村氏の評論では、あまりそのことには触れられていなかったような。世代間の差はいつの世にもあるから世の中は退屈しない。
この本でも、短歌の面白さの一端には触れることができたと思う。
『短歌ください』を読んで良かったので次に読んでみた本。
伊藤整文学賞受賞作。短歌のいわゆる評論集であるのに、なぜ文学賞?と思ったけれど読み始めた。
古今東西の短歌をピックアップしながら、それに穂村氏の評論が加わるのであるが、個人的には「短歌ください」のドシロウトにもよくわかるような噛み砕きは少なくなり、短歌の専門家としての評論が中心となる。
もちろん素人にもわかる部分はあるけれど、たまにアレレッ?というようなこともある。歴史背景がよくわからないで読むわけなので、それも仕方のないことはあるかもしれない。
ちなみに評論中に出てくる最近の作品の棒立ち感が従来の短歌と異なるということであったけれど、私にとってはその方々の短歌の方が共感できるし、面白いと思うことが多かった。
これは絵でも小説でも音楽でも、どんな作品でもあるのだろうけれど、ジェネレーションギャップということなのかもしれない。穂村氏の評論では、あまりそのことには触れられていなかったような。世代間の差はいつの世にもあるから世の中は退屈しない。
この本でも、短歌の面白さの一端には触れることができたと思う。
自分でも作ってみたいなぁ、と思うのだけれど、俳句と違う自由さと難しさがあるんだなぁと感じてる。
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