ゆっくりでも止まらなければけっこう進む
Posted by watari - 2011.06.04,Sat
『隻眼の少女』読了。【☆☆☆】
読了後はいろんな意味で脱力。
久しぶりに思わず声が出た。
ちょっと前に読んだ「貴族探偵」も、かなりキワモノ、麻耶雄嵩的な本だったけど、この本もさすが、というべきか。
だけど、良い本を読んだあとの爽快感はない。
不整合な点はあってもナニカがあった「翼ある闇」や「夏と冬の奏鳴曲」のほうが良い印象がある。。
決して駄目ではない、けど良作と言えるか?と言われると個人的には疑問。
本を読んでの感動は、読者が思わぬ方向に心を揺さぶられるからこそ起こると思うけれど、さすがにコレはどうだろう。
ミステリーは騙される快感もあるとは、わかっているけれど。
ネタバレしたら最後な作品だけに、ハッキリしたことは書かないけれど興味があればどうぞ。
最後の数ページでドーンとひっくり返ります。
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