『２７人のすごい議論』

『２７人のすごい議論』読了。【☆☆☆☆】

毎年、本屋さんに置いてある「日本の論点」から優れた論文を抜粋した本。
あの分厚い本をハジからハジまでは読む気にはならないけれど、このようにまとめてくれてると非常に良いですね。個人的に興味をもったものは下記のこと。

・外来生物駆除
・成果主義
・リサイクル
・結果の平等か機会の平等か
・脳死移植
・５５年体制
・消費税
・日本語は乱れているか
・靖国問題

それぞれ個別に私の意見は書かないけれど、個人的に「なるほど」と思ったのは「外来生物駆除」と「成果主義」のこと。

いま市民農園で私が作ってる野菜は、どれもこれも日本原産のものはないわけで、日本原産を駆逐するといって外来生物を駆り尽くすということに意味があるのか？というのにはある程度の説得力がありました。

成果主義についても長年違和感を感じていたがことが説明してありました。日本人は成果（お金）よりも重要な仕事を任されることに喜びを感じるという部分。これって確かに日本人の特性かもしれないと思いました。