私も嫁も、生粋の本読み。
我が家は本で埋まっています。
『本で埋まる』ということは夫婦ともども精神衛生上、理想的で落ち着く環境なのです。
ですが、物理的には飽和状態となってきてしまい、本棚に入りきらない本が積読状態となって、部屋中に積みあがってきています。
ちなみに311では奇跡的に崩落しませんでした。だから安全、というわけでは全くありません。
部屋が本で飽和状態だからといって『本を買わない』、『読まない』、もしくは『捨てる』というわけにはいかず、そのまま増え続けています。きっと、これからも増え続けるでしょう。これは本読みのかかる非常にやっかいな不治の病なのです。
昨年末、年の瀬の大掃除をするにも本が多すぎて掃除もママならないということで、本をどーするのか?という命題を改めて強く感じました。
状況を打開するには、本読みに出来ることは『引越して大きな本棚のある部屋に住む』か、『捨てる』か、『電子化』か。
現実的には電子化しかない。
というわけで、ドキュメントスキャナーを購入しました。
購入したのは自炊には定番の富士通のスキャンスナップ。これはアクロバットX(10)のスタンダードが付いてきます。あと大量の本の電子化を考えていたので、背表紙切断のためのディスクカッター。
まだ購入して数日ですので、ちょっとしか使っていません。
数十冊やった感触では、やっぱり面倒。
だけど、片付けは面倒なこと!!ソレは仕方なし。ということで進めています。
まずは、かなりのスペースを取っている雑誌から処理しています。
とりあえず失敗しても問題のない釣りの雑誌からスタートしました。
釣り雑誌は新しく購入することは滅多になく古本屋で購入することが多いのですが、読みたい内容は1冊180頁のうちの10頁ほど。
その数頁のために古本を購入しているのですが、全体を残していてスペース的に非常にモッタイナイことになっていました。
釣り雑誌の電子化は都合が良いことが多いかもしれません。
ちなみにディスクカッターで切れる枚数は厚さ3mm程度なので、ちょっと厚めの本は雑誌の背表紙をカッターで切って100頁ほどに分けて、それをディスクカッターで切断していきます。
その後、スキャン。
雑誌約180枚(裏表あり)を半分の2回に分けてスキャン。あわせて約5分ほどでスキャン終了。
たまにジャムったり、2枚通しで止まったり(これは切断ミスが殆ど)したときは、手を加えて再始動、ということになります。
終了と同時にPCに取り込み、PDF化終了。
およそデータの大きさは設定上の「おすすめ」のままだと60Mくらい?1冊15分程度でしょうか。
驚いたのはPDFとしたときにOCRテキスト認識で文字検索が出来ること。
まともにテキスト認識しないだろうなぁ、って思っていたのですけど、しっかりテキスト化されているようで、検索がしっかり出来ます。これってメチャメチャ便利なハズ。たとえば「多摩川」って入れれば、そのPDFのどこにあるかヒットするわけです。
情報誌なので、検索性というのは非常に大事。もうすでに情報誌としての雑誌は『紙』である必要性はあまりないのかも。でも、そーなると広告見る人がいなくなっちゃうか。ネットに淘汰されていく地上波と同じ運命かもしれません。
あとはスキャン済みの破断済の雑誌を処分することになりますが、個人的には残しておきたい部分をルーズリーフ化して残そうかと思っています。
ちなみにこの雑誌で残しておきたかったのは10頁ほど。
あとは処分で終了です。
川崎市では紙を資源として回収しているようなので、その日に出す予定。
時間はかかるかもしれませんがゆっくり処理を進めて部屋を広くしていきます。
量もあるだけに。。。
カッターが強力で、紙送りが正確で、
スキャンが速いは理想ですが、
そうなるともう業者になっちゃいますね。。。
ケガしない様にして下さい。
実際、本を捨てるのは忍びないですよね。。。
でも、ちょっと肩が凝りました。疲れます(笑)
ちなみに業者は1冊200円くらいとか。
我が家ではちょっと業者さんは不可ですね~。
まあ、これだけ溜め込んだんで、仕方ないです。
雑誌はまだ捨てるのは良いのですけど、
やはり気に入った本はそのまま取っておくつもりです(笑)
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