通勤本

昨日は通勤電車の中で読む本をカバンに入れ忘れてしまった。

通勤時間は片道約1時間半。そのうち約１時間は電車に乗ってる。ほぼ座れない。1日のうち往復で２時間は電車の中にただ立っていることになる。


そこで読む本がないと手持ち無沙汰でなにもやることがなくて、気が狂いそうになる。気が気が狂いそうになるのは、ただの活字中毒だからなのだけど・・・。おかげで昨日は混んでる電車の中を動きまわって、車中の中吊り広告を巡回してました。まさしく挙動不審だ。


そこで昨日の夜はしっかりカバンに本を詰め込んだ。積読本の北村薫「冬のオペラ」。朝寒いなか駅に向かい、電車に乗り込んでカバンから文庫本を出して読み始めたが、なにかオカシイ。いきなり数頁目で違和感がある。えらく卑猥な言葉が出てくる。

卑猥な言葉が出てくる文章は、そこらじゅうにあるし私自身キライではないけど、北村薫のどちらかといえば上品な文調を期待して読み始めたのに、全く違う文章でこーいう文章も書くんだ～なんてことを思いながら、でも内心おかしいと思いつつ、読み進めて２０頁くらいで気付きました。


表紙カバーとカバーに包まってる本の内容が違うじゃん！！やってくれましたブックオフ・・・。まあ、あそこは内容見ないで表紙の綺麗さだけで値段決めているところですから、きっと表紙だけで値段決めやがったに違いない・・・。まあ、私としては大量に読むのでコストが安くて重宝しているんですけど・・・。

中に入ってた本は聞いたこともない作家さんの本で、好きな部類の本でもないですが読んでます。とりあえず中吊り広告よりは読み応えはあるので。
基本的には好き嫌いなくなんでも読めます・・・。