小継竹竿 自作 その１

先週のウィークデーは、曲芸的綱渡りな毎日でかなりストレス溜まり気味。
なんとか金曜のお昼くらいにはギリギリの着地してテレマークを決めたかと思いきや、別件でみごと捕まり結局土曜出勤。う～ん。。。
週末は天気が良かったら、チャイコのために伊豆にでも行ってソーダガツオでも釣ってきてやろうかと思っていたのに。。。

で、かなり疲労蓄積な日曜日となりましたが、寝て過ごすのはもったいない、けど釣りに行くほど体力はないということで毎週恒例の畑仕事のあとに久しぶりに竿を作りはじめました。

 

今回作り始めたのは小継竹竿。他にも候補はいろいろとあるんですが、今週はこんな気分でした。

なぜ小継の竹竿かというとヤフオクで釣具を巡回して面白いものがないか探していたところ、小継のタナゴ竹竿が出品されていまして、そのカッコ良さに一目惚れしてしまいました。タナゴ釣りはやったことがありませんが、あこがれている釣り。こーいう竿を持ってみたいとは思うもののナカナカな値段でしたので、入札することなく写真を保存するだけでとどめておきました。

しばらく写真を眺めていて、そーいえば以前に大量仕入れした竹竿を使って作ってみよう！！と思い至りまして、２０本近くある竹竿の在庫のうち軽くて短い竹竿を選んで、バッサリ切ってみました。およそ１５０センチの竹竿を長さを私の手のひらと同じ２２センチで７本に。

本来の和竿は、何本もの竹を選びに選んで、節の形や位置それに調子をあわせて１本の竿にするというのを本で読んだことがありますが、今回のものは素人の手慰みですので長さだけをあわせて節の位置は１本の竹の位置のまま作ることにしました。

ツナギは以前この竹竿で作ったルアー竿で実績のあるソリッドカーボンによる印籠継ぎの予定。６カ所つなぐということでどーなるかはわかりませんが、まずは補強のために端部にスレッド巻きをしてコーテイングをしてから印籠を継いでいこうと思っています。というわけで端部をいつもの赤スレッドで巻いてコーテイングをして本日は終了。

FMラジオを聞きながら、なんも考えないでスレッド巻きをしていたらストレス解消になりました。やはり手を動かしているのはいいですね。

ちなみにケースに入れるとこんな感じ。ここまで短くする必要性はないのですが、どうも小継だとかパックロッドだとかが好きなのです。