ロッドビルド（飾り巻き）

今回、作るロッドには飾り巻きはやりませんでした。
ですが、個人の作るロッドビルドの華はやっぱり飾り巻きのような気がしています。

飾り巻きとは糸で作る模様みたいなものと思っていれば良いと思います。ロッドの性能には全く必要なく、軽さを追求するのであれば逆にいらないものです。ですが、ロッドの中で数少ない遊べる部分ですので、ここでオリジナルを出すことも出来ると思います。

飾り巻きの巻き方については、私の表現力では無理なのでマタギさんなどの説明資料を見てみてください。面倒なように見えますがガイド巻きと比べると、はるかに簡単です。時間をかければ綺麗に巻けます。失敗したときにほどいてやり直せるかがポイントです。但し、色合いや見栄えに関してはセンスの問題があるかもしれないと思っています。飾り巻きは船竿で多く使われていますが、ルアーロッドでもポイント毎に使われています。私はセパレートグリップにすることが多いのでセパレート部に飾り巻きをすることが多いです。


スレッドに関しては金糸・銀糸がポイントとしてあるとメリハリが効いてよいと思ってますが、ちょっと日本的というか伝統工芸的に見える場合もあります。私はそーいうのが好きですので、あえてそのようにして巻いています。







まあ、どれもワンパターンです。自分のためのロッドビルドなのでワンパターンになるのは仕方ないことなのかも・・・。