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Posted by watari - 2013.08.04,Sun
茨城県近代美術館の熊田千佳慕展に行ってきました。
 
熊田千佳慕(ちかぼ)さんという方は、昆虫や植物の細密画を得意とし、ファーブル昆虫記の挿絵をライフワークとされていた方です。私はフンコロガシの絵やミツバチの絵は知っていましたが、名前は全く知りませんでした。嫁さんが展覧会に行きたい、どーして見たい、ということなので茨城まで行ってきました。
意外と遠いのよね。川崎からだと休憩含めて3時間くらい。
 
 
日曜日だけど、お客さんはそれほど混んでいません。超有名作家ではないということもあるでしょう。
 
人がいなかったということもあり、間近でじっくりと絵を観てきました。
 
観察に基づいた正確な絵で、遠くから観ても本当にリアルで見事なのですが、近くから見ると昆虫にしても、植物にしてもうっすらとした毛までしっかり書かれていて、超リアル。ある意味グロテスク。驚異的な細かさです。
 
老眼に成りかけ(もうなってる?)目で、絵から3センチの距離で見てみると細い線で植物の茎や花に書かれていて、本当に驚きます。陰影はドット。点の集合体です。本当に凄いです。
 
展覧会の中で熊田氏の言葉のひとつが心に残りました。
しっかりメモをしてくれば良かったのですが、メモり忘れてしまったのでこんな感じということで。
 
「美しいものが、美しいのではない。愛しているから美しいのだ。」
 
熊田氏は昆虫や植物や花を愛していたのだなぁ、と感じました。
愛してなかったら、こんなに細かに描けないと思います。
 
DSCF9794_640.jpgDSCF9797_640.jpgちなみに購入した絵ハガキ5枚。
そのうちの一枚を拡大してみると絵ハガキでもこんなに細かい。
原画はホントに凄かった。力がありました。
 
ちなみにイキオイで大人の塗り絵(野に咲く可憐な花(熊田千佳慕))も購入。ゆっくりと塗り絵でも良いから、体感してみたいと思ってます。
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