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Posted by watari - 2014.06.29,Sun
台湾の國立故宮博物院。トーハクでやるということで行こうかどうか迷ってました。

今回は、初の海外出展ということで、いまを逃すとこれから見る機会が無いかもしれない。台北がいくら近いといっても、やっぱり海外ですから気軽には行けませんものね。上野までは近い。じゃあ、行こう!!ということで行ってきましたよ。
ちなみに最近のニュースで、ポスターで『國立』を付けないで問題になってました。なぜ問題になるか?というと國立を抜くと北京の故宮博物院になってしまうとのこと。そりゃ問題だ。慌ててポスター直したみたいですね。

かなり行列するって噂はあったので、ちょっと早めに家を出て到着は8時半。既に数百人並んでいました~。さすがNスペでやったりしてるだけはある。

開場は9時半。

行列の先は『翠玉白菜』だけ!!ただ一品のためだけの行列です。
ホームページの煽り文句は『門外不出の「神品」を2週間限定公開!』そりゃ並んでも観たくなる。

結果的には到着から1時間は開場まで待ち、開場から30分ほどで観ることができたので、けっきょく90分待ち。昨日(土曜日)の夕方あたりでは240分待ちのツイッターの情報があがっていたりしたので、まあボチボチかな。
感想としては、思ってたより小さいなぁ、と。それと完全に宝石(正確にはヒスイ輝石)なんだなぁ、と。


大きさは20センチ弱で手の平よりもちょっと大きい感じ。完全に白菜のように作っているのかと思ったら、ちょっと扁平に薄い感じ。観る直前に知ったのですが、およそ100年ほどの前の作品なんですね。もっと昔なのかと思ってました。

いま流行りの明治時代の日本の超絶技巧からすれば、ちょっと粗っぽいつくりながらも、素材である緑と白い玉を非常に上手く使った名品だと思いました。非常にわかりやすい作品で台湾で人気なのも納得です。行列に並んだ価値はあったかな?

『翠玉白菜』のあとは、平成館の國立故宮博物院展を観てまわりました。人は非常に多かった。見たいものもあまり見えない感じ。

まあ、人が多いのは週末なので仕方がないので、人をかき分けて、かき分けて、1時間ほどかけて見てまわりました。

皇帝が集めた美術品ということで、贅沢な作品が多いのかと思いきや穏やかな作品が多かったかも。

特に絵は日本画とはやっぱり違う雰囲気。陶磁器も日本のような個性的な窯元のようなものではなく、青磁、白磁など整った官窯の作品が多かったです。日本の陶磁器は破れがあったろ、いろいろと特徴的な感じだもんなぁ。

平成館を見終えたあとはトーハク本館をぐるっと見学。仏像や陶磁器は日本のモノがやっぱり良い。いつもながらトーハクは観てまわると歩きくたびれます。

ちなみに『翠玉白菜』は6月24日(火)~7月7日(月)までの限定公開。

興味がある方は平日の夕方が良いらしいです。それほど並ばなくても良いみたい。まあ、週末しか行けないのであれば来週末のみとなります。けっこう並びそう。

個人的には『翠玉白菜』に並び称される『肉形石』も見てみたい。
見た目は完全に豚の角煮。福岡で展示されるらしいけど、さすがにそこには行けないかな。ミュージアムショップにあった『肉形石形肉』には声を出して笑ってしまった。それってただの肉じゃんね。
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