『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら』

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら』読了。【☆☆☆☆】

題名が長い。岩崎夏海著。

ちょっと前に評判になった本。なぜいまさら？と言われれば、先日ドラッガーコレクションの美術展に行ったため。ドラッガーという人が書いたマネジメントという名著があるということはなんとなく知っていたけど、本は読んだことなかった。

美術展をきっかけに代表的な本（マネジメントのエッセンシャル版）を読もうと思ったら、図書館大行列。。。ということで、さきにこちらを読んでみようと思ったわけです。ひところの人気？からすると誰も並んでいなくてサクッと借りることができました。

手にとってみたところ、通勤電車で読むには恥ずかしい表紙なんです。ですが、とりあえず軽めな本だったのでさっさと読んでしまおうと読み終えました。

あとがきに著者が書いていますが、日本でマネージャーと言えば部活の女子マネージャー。米国でマネージャーといえば監督。この違いからこの本を思いついたとのことで、女子マネージャーがポンコツ都立野球部を甲子園に連れて行こう、という非常にムリヤリ感はあるもののそれはそれ。

マネジメント（まだ読んだことないけど）という本が言いたいことをわかりやすく書いてあるんだろうなぁ、ということはよくわかりました。個別のストーリーもいわゆるテレビ的ではあるものの（まあ、テレビの放送作家出身ですから当然ですが）ウケは良さそうな感じだと感じました。なるほどでした。

とりあえず表層的な部分についてはわかりやすかったので、今度はちゃんと『マネジメント』を読んでみようと思ってます。